もはやスマートリモコンの域を超えた? ジョグダイヤルで操作可能な「SwitchBot ハブ3」を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2025年07月29日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 SWITCHBOTから、多機能スマートリモコンの新モデル「SwitchBot ハブ3」が登場した。本体のタッチパネルで赤外線家電を操作できる独自機構がさらに進化し、物理ボタンやダイヤルも追加されるなど、コントローラーとしての機能が大幅に強化されている。

 今回は前/後編の前編として、筆者が購入した実機をもとに、外観回りの特徴をチェックした後にセットアップ、さらに赤外線デバイスの追加までのプロセスを紹介する。

スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 新製品の「SwitchBot ハブ3」。実売価格は1万6980円と、従来の「ハブ2」が9980円であることを考えるとかなりの値段だ

巨大なジョグダイヤルを搭載 ボディーカラーはブラックに刷新

 まずは外観から見ていこう。ボディーは従来モデル「SwitchBot ハブ2」よりも厚みが増しており、スマートリモコンという分類で見た場合は、かなりの大きさになる。

 従来モデルにもみられたタッチ式のカスタムボタンも残しつつ、中央には4つの物理ボタンに取り囲まれる形で巨大なジョグダイヤルを搭載しており、その存在感は抜群だ。

 ボディーカラーもこれまでのホワイト系から一転し、ブラックを採用している。卓上やベッドサイドへの設置を意識したカラーだと考えられるが、本製品は液晶画面のサイズが小さく、ブラックにすることでそれらを目立たなくし、一体感を出すという意図もあるのかもしれない。

 いずれにせよ、ホワイトをカラーバリエーションとして残すこともせずブラックに舵を切ったのは、大胆なコンセプト変更という他はない。それなりに裏付けがあってのことなのだろう。

スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル パッケージ。この時点で既にかなりの迫力だ
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 付属品一覧。本体に加えスタンド、ケーブル、アダプター、さらに壁面取り付け用のキットなどで構成される
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル ボディーはかなりの厚みがある。さらにジョグダイヤルも大きく突出している
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 正面。ジョグダイヤルを中心に4つの物理ボタンが配置される
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 背面。Matter対応のロゴが見える
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 下から見たところ。USB Type-Cポートがある

 設置には付属の専用台座を用いる。従来モデルは、本体背面に折りたたまれているスタンドを開いて立てる構造で、ケーブルの反発力に負けて容易に引きずられる問題があったが、本製品の専用台座は角度が固定式で強度も高く、タッチや物理ボタンでの操作でも押し負けることがない。

 ただし、ケーブルの反発力は相変わらず強く、少しひねると本体が浮いてしまう問題は依然としてある。フラットケーブルなため、ひねりが伝わりやすいのも要因だろう。

 他にも、専用台座にネジ止めされているスタンドを用いて、壁面への取り付けもサポートする。壁掛けは両面テープしか選択肢がなかった前モデルと違ってネジ止めにも対応するなど、細かな進化が見られる。

 ちなみに本体ははめ込み式で、指をかけて引っ張れば取り外せるが、構造を知らないとかなり戸惑う。実機を購入したら、実際に設置するよりも前に着脱の仕方を試しておくことをお勧めする。

スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 付属の専用台座。これに装着することで、デスク上などへ設置できる。角度は固定だ
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 底面にはUSBケーブルをはわせるためのスリットがある
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 本体をはめ込む前に、専用台座の穴にUSBケーブルを通す必要がある
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル 壁面取り付け用のスタンド(右)は、ネジを外すことで専用台座から取り外せる
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル スタンドを壁面にネジ止めすることで、本体を壁掛けで設置できる
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル いったん取り付けたスタンドは、指をかけて引っ張れば取り外せる

 給電は本体のUSB Type-Cポートを用いて、専用のUSBケーブルで行う。この専用USBケーブルには従来モデルと同様、中間に温湿度センサーが付属している。温度センサーをボディーに内蔵すると本体の熱によって室温が正確に測定できない場合があるので、ボディーの外に出すという設計は合理的だ。

 USBケーブルを接続すると、その時点で本体上部の液晶画面には、温度と湿度がそれぞれ表示される。これは本体のケーブルにある温度センサーから取得したもので、スマートフォンアプリと連携しない段階でも、これだけは問題なく動作する。また従来モデルと同様、外部の温度センサーの値を読み込んで表示する機能も備える。

 以上のように、設置性は従来よりもはるかに向上しているが、一方でボディーとケーブルがブラックなのに添付のUSBアダプターはホワイトと、ちぐはぐな部分も見られる。初期ロットゆえの組み合わせかもしれないが、明らかに不自然なため、追って改善されることを期待したい。

スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル ケーブルの中間に温度センサーを備えた専用品だ。両面テープで固定する
スマートリモコン 新モデル SwitchBot ハブ3 ダイヤル コントローラー ジョグダイヤル アダプターは他がオールブラックという配色の中で、なぜかホワイトのままだ
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  2. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  3. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  4. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  5. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  6. 「iPhone Duo」は開けばiPad、閉じればiPhone? いいえ「別ジャンル」です──使うと見えてくる、Appleが考える「フォルダブルスマホ」の流儀 (2026年10月21日)
  7. 実家に眠るVHSとCD、帰省中にデジタルで残すには? PC不要のビデオキャプチャーとCDレコーダーが使える! (2026年10月21日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
  10. アイオー、テレビ録画用HDD計4シリーズの新モデルを発売 (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー