連載
» 2023年11月20日 12時00分 公開

アップデートで赤外線リモコン対応家電もMatter経由で利用可能に! スマートリモコン「SwitchBot ハブ2」を試した山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

スマートリモコンの「SwitchBot ハブ2」が、アップデートによって赤外線リモコン対応家電もMatter経由で利用可能になった。実際に試してみた。

[山口真弘ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 スマートリモコン「SwitchBot ハブ2」の、スマートホームの共通規格「Matter」にまつわる機能が8月にアップデートされた。そこで注目なのが、これまで不可能だった赤外線リモコン対応家電の操作にも対応したことだ。

 これにより、iPhoneの「ホーム」アプリから、エアコンを始めとした赤外線リモコン対応家電のオン/オフが可能になる。既に同様の機能は「Nature Remo Nano」に搭載されているが、本製品のそれは機能面でどう違うのだろうか。実際に使用してみた。

スマートリモコン SwitchBotハブ2 スマートホーム 赤外線 Matter アップデート 「SwitchBot ハブ2」(右)のMatter対応が拡大したことで、赤外線リモコン対応家電をiPhoneのホームアプリから操作可能になった

エアコンなどの赤外線リモコン対応家電が「ホーム」アプリから使える

 今回のアップデートでは、従来は不可能だった赤外線リモコン対応家電が、ホームアプリから操作できるようになったのが目玉だ。

 この他、同社の「ボット」「カーテン」「開閉センサー」「人感センサー」「ロック」「ブラインドポール」の計6製品のMatter対応も併せて発表されているが、これらはあくまで同社のデバイス間での連携にすぎない。注目すべきなのは、やはり赤外線リモコン対応家電のコントロールにまつわるアップデートだろう。

 Matter経由で操作できるということは、すなわちiPhoneのホームアプリから、エアコンなどの赤外線リモコン対応家電が操作可能になることを意味する。iPhoneのホーム画面にウィジェットを配置し、そこから操作することもできるので、利便性は大きく向上する。

スマートリモコン SwitchBotハブ2 スマートホーム 赤外線 Matter アップデート 今回のアップデート(2023年8月30日付)では、新たに赤外線リモコン対応家電をMatter経由で操作可能になった
スマートリモコン SwitchBotハブ2 スマートホーム 赤外線 Matter アップデート これによりiPhoneのホームアプリから赤外線リモコン対応家電が操作できるようになった
スマートリモコン SwitchBotハブ2 スマートホーム 赤外線 Matter アップデート ホームアプリに登録した赤外線リモコン対応家電は、iPhoneのホーム画面に配置したウィジェットから操作できる

 続いて、実際の登録手順を見ていく。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.