スマートホームの共通規格「Matter」に対応したデバイスが徐々に登場している。現時点ではスマートスピーカーやスマートリモコンなど、ハブ的な役割の製品がMatterに対応し始めたにすぎず、その先につながるスマートプラグなど単体デバイスのMatter対応はまだまだだが、多くのメーカーが発売の意向を表明しており、この先増加することは間違いない。
さて、2023年7月時点で国内で入手できるMatter対応のスマートリモコンは「Nature Remo nano」と「SwitchBot ハブ2」の2製品だが、これらは同じMatter対応でありながら、その特徴は大きく異なっている。具体的にどこが違うのか、スクリーンショットを交えながら紹介する。
セットアップの過程に関しては、両製品ともに大きな違いはない。最初にそれぞれのスマホアプリ、Nature Remo nanoであれば「Nature Remoアプリ」、SwitchBot ハブ2であれば「SwitchBotアプリ」に製品を登録した上で、設定画面を開いてMatterの項目を有効にする。
その後、Apple純正のHomeアプリを開いて「アクセサリの追加」を選択し、Matter用の製品固有コード(11桁)を手動入力すれば、Homeアプリでホームハブとして認識されるという流れだ。以下のスクリーンショットを見ても、共通の画面が多く存在することがお分かりいただけるはずだ。
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