車中でもハンズフリーでAlexaが使える「Echo Auto」 第2世代モデルはどこが変わった?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

» 2023年07月06日 18時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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 Amazonから「Echo Auto」の第2世代モデルが登場した。同社のスマートデバイスであるEchoシリーズの1つであり、車内でAlexaがハンズフリーで利用できるという触れ込みの製品だが、具体的な機能や使い方は、いまひとつ把握していない人も多いのではないだろうか。

 今回はそんなEcho Autoがどのような製品で、導入することで何ができるようになるのか、また何ができないのかを、メーカーから借用した第2世代モデルを用い、従来の第1世代とも比べつつチェックする。

Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー Amazonの「Echo Auto 第2世代」。車のダッシュボードに取り付けて使用する

スマホのAlexaアプリを使いやすくする拡張アクセサリ

 まず外観から見ていこう。第2世代のEcho Autoは、先端のマイクモジュールと、根元にあるスピーカーモジュールが、ケーブルでつながった構造になっている。

 マイクモジュールはピンマイクに似た形状で、車のダッシュボードなどに取り付けて利用する。5つのマイクが内蔵されており、ここに話し掛けることによって走行中の騒々しい車内でも、音声コマンドをきちんと聞き取ってくれる仕組みだ。声がなるべく聞き取りやすい位置に設置するのがベターということになる。

 もう1つ、根元にあるスピーカーモジュールには、スピーカーが内蔵されており、Alexaの音声が出力される。もっとも本製品はBluetoothなどを用いて車載のスピーカーから音を鳴らせるので、その場合はこのスピーカーモジュールはただのお飾りとなる。

 このスピーカーモジュールからはUSB端子が伸びており、車のUSBポートもしくは付属の車載電源アダプター経由で電源に接続する。

Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー マイクモジュールがアップになったパッケージ。世代としては第2世代にあたる
Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー 付属品一覧。本体に加えて車載電源アダプター、有線接続用のケーブル、ダッシュボードに貼り付けるためのマウント、両面テープ、クリーニングパッドが付属する
Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー 本体。こちらはマイクモジュール。サイズは約52(幅)×23.2(奥行き)×15.3(厚さ)mmだ
Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー 付属のマウント(右)をダッシュボードに貼り付け、本製品を内蔵のマグネットで吸着させる
Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー スピーカーモジュール。サイズは約57(幅)×35(奥行き)×14(厚さ)mmある。手前の穴はBluetoothを使わず有線接続するための3.5mm端子だ
Amazon Echo Auto 第2世代 カーナビ アマゾン スマートスピーカー 車載電源アダプター。シガーソケットに挿入して使う。USB Type-AだけでなくUSB Type-Cもついていてお得だ

 さて取り付け方法を説明する前にまず知っておきたいのは、このEcho AutoはEchoというブランドは冠しているものの、EchoやEcho Dot、Echo Showなどのスピーカーと違って本体にAlexaは搭載せず、スマホにインストールされたAlexaアプリをそのまま使用するということだ。

 つまり本製品は、スマホのAlexaアプリを使いやすくするための拡張アクセサリーということになる。それならばスマホ単体で使っても得られる結果は変わらないように思えるが、もちろん本製品には本製品なりの、導入することで生まれるメリットがある。

 まず1つはマイクだ。本製品をダッシュボードに貼り付けておくことによって、聞き取り性能が強化され、確実な操作が可能になる。本製品は従来モデルに比べてマイク性能が強化されており、走行中のノイズが騒々しい場合でも、音楽を再生している場合も、ユーザーの声を的確に拾ってくれる。

 もう1つは、本製品を経由して、Alexaの音声を車載スピーカーから出力できるようになることだ。これにより、さながら車にビルトインされている音声アシスタントのように使えるようになる。もちろんAlexa経由で再生したストリーミングの楽曲も、車載のスピーカーから出力される。

 通信機能としてスマホをそのまま使うため、本製品側に通信モジュールを内蔵する必要はなく、また本製品だけのためにモバイル回線プランなどを契約しなくて済むのも利点だ。ただし逆に言うと、ストリーミング再生などはスマホの通信プランのギガを食いまくることになるので注意が必要だ。

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