以上のように、SwitchBot ハブ2の今回のアップデートでは、赤外線リモコン対応家電の操作がiPhoneのホームアプリから行えるようになったわけだが、登録方法にまつわる制限は引っかかる可能性が高く、実際には利用できないケースも少なくないと考えられる。
それゆえ、既にSwitchBot ハブ2を導入済みのユーザーが試してみるぶんには問題なくとも、この機能のためだけにSwitchBot ハブ2を購入するのはあまりお勧めしない。少なくとも、実際には利用できない可能性があることは、事前に知っておくべきだろう。
ちなみに、本製品と同じく赤外線リモコン対応家電の操作に対応するNature Remo Nanoは、こうした登録方法にまつわる制限はない。赤外線リモコン機能だけを使いたいのであれば、そちらの方が安心だ。ただし、Nature Remo Nanoは、Matter経由で利用できる赤外線リモコン対応家電が最大3台という台数制限があるので、その点だけは注意したい。
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