Windows 10のサポート期限となる2025年10月14日が迫っている。その旨を伝えるポスターや手描きPOPなどが各店を賑わせているが、盛り上がり具合はバラツキがある様子だ。
まさに佳境を迎えているというショップもあるが、既に落ち着いたという声も同じくらいある。例えばドスパラ秋葉原本店は「8月後半から9月初旬くらいまでにピークを迎えた感があります。BTOマシンの場合は納期のこともありますし、直前に動くには何かとリスクを伴うと考える人が多いのかもしれませんね」と話していた。
ただし、Windows 7終了直前の2020年初旬のように、現行OSが品薄になると心配をする声は少ない。パーツも「型番指定でなければ、割と選択肢が潤沢にある状況だと思います」(TSUKUMO eX.)という。
パーツ単位で在庫をキープできている背景には、今回の乗り換え傾向が関係しているかもしれない。パソコン工房 秋葉原パーツ館は「マザーボードとCPU、メモリだけ新調しようという人も少なくありません」と語る。
PCケースやグラフィックスカードは手持ちのものを使い回し、できるだけ出費を抑えて乗り切ろうというわけだ。
しかし、「最新のCPUは発熱が上がっていますから、空冷だと昔のケースではサイズが合わなくなる場合もあります。場合によっては他のパーツも新調する必要があるかもしれません」(同店)という。
そういった事態に備えるためにも、できるだけ早めに動くのが良さそうだ。
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