一応、安心のために純正の「iPhone Air MagSafeバッテリー」も購入しました。しかし、正直なところ、使いどころが難しいです。
普段使いでバッテリーを気にするケースはないのですが、ちょうど、東京から大阪・関西万博に日帰りで強行するという、丸一日ヘビーにiPhoneを使うケースで試してみました。
おおむね午前6時から午後10時までの間、使ってみました。結果、MagSafeバッテリーは全て使い切った上で、本体バッテリーの残量は62%でした。
Magsafeバッテリーは、本体のバッテリーを最大65%回復できます。つまり、大ざっぱなな計算として、合計バッテリー残量が165%と仮定すると、残62%だったので、本体のみでは足りなかったということですね。
実際はAndroidスマホも持っていったので、本当の意味でバッテリー切れを心配することはなかったのですが、「結構減るなー」という感覚でした。屋外で使っていたので、輝度を高くしていたこともバッテリー消耗の1つの理由かなと思います。
iPhone Air MagSafeバッテリーの容量は3149mAhと少ないです。正直、わざわざ持ち運ぶことを考えると、いざというときの備えとなるモバイルバッテリーの残量がゼロになる怖さを感じます。加えて、1万5800円と高いです。
さらに純正品以外に目を向ければ、Anker MagGo Power Bankのような1万mAhで8500円くらいのものもあるので、どうせ持ち運ぶならこちらを選択した方がいいと感じました。重さもMagSafeバッテリーは約126g、Ankerは約207gと、持ち運ぶと決めたなら多少重くてもよいかな、との感覚です
あくまで現時点での感想ではありますが、当初の想定通り、私にとってiPhone Airはベストなスマホだなと感じています。軽いので長時間使っていても疲れが少ない、電子書籍の文字サイズも許容範囲、軽量化のおかげで逆にカメラを使う機会が増えるという副次効果もありました。
私はiPhoneを使っているほぼ全ての時間は、読んだり、書いたりに使います。エンタメに使ったり、カメラを撮ったり、といったことはほぼ無く、軽いことに大きな価値があると感じました。
ただし「スマホ1台しか持てない」となれば、やはりPro Maxシリーズを選ぶと思います。iPhone Airのデメリットは他のデバイスで補える環境があってこそ許容できるものであり、やはり万人向けの端末ではありません。マニア向け製品と言ってもよいでしょう。価格面(256GBモデルで15万9800円〜)からも、一般的には「iPhone 17」を選択する方が満足度は高いでしょう。
こうした万人受けしない端末は、後続モデルが発売されないかもしれません。しかしそこはぜひ、より軽く、薄くに挑戦して欲しいものです。
「スマホ選びは、自分探し」といわれることがあります。何に価値観を持ち、何を優先して選ぶか。Pro Max系を長年愛用してきた筆者が今回選んだのはAirでした。今の自分にとって、大きさ、重さ、チップ、許容範囲のバッテリー──必要なポイントを押さえた、素晴らしい端末だと思います。
特に複数端末を持ち歩く人は、「iPhoneに本当に必要なもの」を再考してみてもよいのではないでしょうか。
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