カセットテープみたいなハイレゾプレーヤー「FIIO Snowsky ECHO MINI」を試す(3/3 ページ)

» 2025年11月10日 15時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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操作方法に慣れが必要

 起動は、電源ボタンの長押しで行う。初回起動時に言語設定画面が表示されるので、まずは日本語を選んでから、戻るボタンを押して日本語表示にした。

言語設定 言語設定画面で任意の言語を選ぶ

 初期状態では、著作権フリーの楽曲が1曲だけ登録されている状態なので、自分の持っている曲データをコピーする。PCとUSBケーブルで接続すると、ECHO MINIフォルダーが自動的に開くので(Windowsの設定によっては手動で開かなければならない場合もある)、どんどんコピーしていく。

コピーしていく 手持ちの曲をコピーしよう

 ある程度の曲数をコピーできたので、早速聞いてみよう。有線イヤフォンは差すだけで準備が終わるので簡単だ。

差すだけ 有線タイプのイヤフォンやヘッドフォンであれば差し込むだけだ

 Bluetoothで接続するワイヤレスイヤフォンでは、まずシステム設定から「Bluetooth設定」→「Bluetooth Switch」→「Bluetooth On」にしておく必要がある。

システム設定を開く システム設定を開く
Bluetooth設定を開く メニューリストの中からBluetooth設定を開こう。ターゲットカーソルがあるので、そのまま再生/一時停止/選択ボタンを押すだけだ
BluetoothをOnにする Bluetoothをオンにする

 Bluetoothをオンにすると、自動的にBluetooth機器の検索が始まるので、接続したいワイヤレスイヤフォンをペアリングモードにして接続しよう。

機器名が表示される 機器名が表示されるので、再生/一時停止/選択ボタンを押してペアリングする

 デフォルトの状態での曲再生は、少し手間だと感じた。というのも、プレイリストまたは音楽再生から曲を選んで再生/一時停止/選択ボタンを押す必要があるからだ。曲送りや曲戻しなどのボタンがないので、前後の曲を再生したい場合は、プレイリストまたは音楽再生からメディアライブラリを開いて音量ボタンでターゲットカーソルを移動させ、再生/一時停止/選択ボタンを押す。

曲送りの方法 曲送りをするには、まず楽曲再生中に戻るボタンを押して「すべての音楽」(曲リスト)を表示させる
曲送りの方法2 曲リストから再生したい曲へ、音量ボタンで移動する
曲送りの方法3 目的の曲にターゲットカーソルが移動したら再生/一時停止/選択ボタンを押して再生する

 慣れれば操作できなくはないが、一般的なカセットテーププレーヤーと比べると操作体系が複雑だ。

 しかし、音楽設定メニューの「早送りスイッチ」をオンにすると、音量ボタンのダブルクリックで曲戻り/曲送りができるようになる。このあたりはかゆいところに手が届く設計だと感心した。

早送りスイッチ 早送りスイッチをオンにすれば、音量ボタンで曲戻り/曲送りを行える。むしろこちらをデフォルトにしておいてほしい

 イコライザー設定では6種類のプリセットから選ぶことができる。突出したイコライジングではないため、設定を変えても何が変わったのか分かりづらいかもしれないが、「Pop」から「Heavy」へ切り替えてみると、重厚さに変化を感じられるかもしれない。

 今回、ECHO MINIに接続した有線イヤフォンはサムスン電子のスマートフォン「Galaxy S8+」に付属していた「AKG EO-IG955」で、ハイレゾに対応したマイク付きイヤフォンと、Bluetooth接続したワイヤレスイヤフォンは「Anker Soundcore P40i」だ。どちらもリモートコントロール可能な製品だが、ECHO MINI側が対応していないので、音量調整/再生/一時停止/曲送り/曲戻し等をイヤフォン側で行うことはできない。

 リモートコントロールやWi-Fi接続、見た目に反して録音などができないECHO MINIではあるが、ポケットにしまえるコンパクトさと軽さ、約15時間のバッテリー持続時間や楽曲再生中にカバーアートを表示できることなど、純粋に音楽を楽しむことに特化したデバイスだ。スマートフォンだけではバッテリー残量が気になるという人が、サブのミュージックプレーヤーとして持っておくのも良いだろう。

 何よりレトロな見た目がおしゃれだし、かわいらしい。それだけでも選ぶ価値のあるアイテムだ。

レトロさが良い レトロさがとても良い。なお、カセットテープジャケットは山下達郎の「FOR YOU (完全生産限定盤) 」だ
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