ブラックフライデーセール期間だからこそ悩ましい Googleの「Pixel Buds 2a」を試して分かったこと(2/3 ページ)

» 2025年11月22日 15時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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ANC性能とタップ操作の使い心地

 チップセットに、Pixel Buds Pro 2と同じTensor A1を採用したことで、A-Seriesとして初めて(といってもこれが2世代目なのだが)ANCに対応した。ただ、搭載するANCは「Silent Seal 1.5」で、Pixel Buds Pro 2の「Silent Seal 2.0」よりもバージョンが低い。

 直接の比較はできてはいないが、ANCの効き具合に関しては大きな差はないように感じる。人の話声は完全に打ち消せるわけではないのだが、その分、ANC特有の圧迫感はほとんど感じない。もちろん外部音取り込みも対応する、

Pixel Buds 2a Google Hazel Iris 完全ワイヤレス イヤフォン ノイズキャンセリング ANC ANCや外部音取り込みは、強度の調整は行えない

 Pixel Buds Pro 2は、会話を検知すると自動的に外部音取り込みモードに切り替わる「会話検知機能」を備えているが、Pixel Buds 2aは非搭載だ。切り替えはアプリ、あるいはイヤフォン表面のタップ操作で行うことになる。

 タップ操作は、シングルタップ/ダブルタップ/トリプルタップ/長押しに対応する。Pixel Buds Pro 2にはスワイプ操作で音量の調整が行えたが、Pixel Buds 2aでは省かれている。また、操作のカスタマイズこそ行えないが、長押しのみ「ANCの切り替え」か「デジタルアシスタント」を選択できるようになっている。

Pixel Buds 2a Google Hazel Iris 完全ワイヤレス イヤフォン ノイズキャンセリング ANC タップ操作は長押し以外のカスタマイズを行えないが、タップ操作そのものを無効にすることは可能だ

音質と接続性

 肝心の音質だが、低音寄りのチューニングで力強さを感じる。この辺りは好みの問題でもあるが、やや低音が強調されており、長時間のリスニングでは少し疲れを感じる人がいるかもしれない。

 イコライザーで6つのプリセットから選べ、各周波数帯を調整できるので、聞く音楽に合わせて変更したり、自分好みの設定を探ったりしてもいいだろう。

Pixel Buds 2a Google Hazel Iris 完全ワイヤレス イヤフォン ノイズキャンセリング ANC イコライザーは6つのプリセットから選べるだけでなく、自分好みに調整も可能だ。周波数帯の数字ではなく、「超高音」「中音」などと記載されているので、イコライザーに慣れていなくても調整はしやすそうだ

 この他、空間オーディオにも対応する。ただし、ヘッドトラッキングには非対応だ。また、聴覚を保護するため、音量レベルや使用状況を確認できるヒアリングウェルネス機能も備えている。

Pixel Buds 2a Google Hazel Iris 完全ワイヤレス イヤフォン ノイズキャンセリング ANC 空間オーディオに対応するが、ヘッドトラッキングには非対応だ(左)。イヤフォンの音量レベルなどを確認するヒアリングウェルネスも確認できる(右)

 デバイスとの通信はBluetooth 5.4で、コーデックはSBCとAACに対応する。また、マルチポイントにも対応しており、スマートフォンとPC、スマートフォンとタブレットなどで同時に接続して利用できる。

 マルチポイントでの再生は、基本的に早い者勝ちだ、要するに先にメディア再生していた方が優先されるが、他のデバイスで着信があった場合には、自動的にメディア再生が停止され、着信したデバイスに切り替わる。

 なお、最近のイヤフォンでは、低遅延になるゲーミングモードを備えていることが多く、Pixel Buds Pro 2にも採用されていた。しかし、Pixel Buds 2aは非搭載だ。

 基本的にはAndroid向けのイヤフォンだが、BluetoothイヤフォンとしてはiPhoneなどでも問題なく接続できる。コンパニオンアプリがないので設定のカスタマイズなどは行えないものの、デフォルトの設定でタップ操作なども行える。マルチペアリングでAndroidスマートフォン+iPadという組み合わせでも利用可能だ。

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