では、改めて外観から見ていこう。
本製品はGoogle Nestシリーズとしては伝統的なデザインを採用しており、一見して同シリーズの製品と分かるが、サイズは屋内向けの電源アダプター式モデルと、屋内/屋外両用のバッテリー式モデルの、中間程度となっている。
本体下部から伸びる電源ケーブルは直結タイプで抜き差しはできない。全長は約50cmで、その先端を電源アダプターから伸びるケーブルのジャックに差し込むことで動作する。このジャックは独自形状で、ケーブルの交換には対応しない。屋外用ゆえ防水対応でなくてはならず、市販ケーブルでは難しいという理由もあるだろうが、汎用(はんよう)性のなさはややマイナスだ。
取り付けにあたっては、まず壁取り付け用プレートを壁面にネジ止めしてマグネットプレートを装着し、そこに磁力でカメラを吸着させる。これは従来の屋内/屋外両用のバッテリー式モデルと同じ仕組みで、角度調節の自由度が高い反面、いったん取り外すと前回と同じ角度にセットするのが難しく、イタズラで取り外される可能性も少なからずある。
本製品は電源ケーブルでつながっているため持ち去りに遭う危険性は低いが、設置にあたってはなるべく通行人の手が届かない、若干奥まった位置に設置した方がよいだろう。
取り付けと合わせて、本体から伸びる電源ケーブルの先端を、電源アダプターから出たケーブルの先端に差し込めば完了だ。このジャックは径がスリムで、狭い穴でも通しやすいことに加えて、電源アダプターのケーブルも約5.5mとかなりの長さがあるため、設置性は良好だ。やむを得ず屋内のコンセントから電源を取る場合でも、ケーブルの長さの心配はあまりしなくてよさそうだ。
屋内向けネットワークカメラの新モデル「Google Nest Cam Indoor(第3世代)」は視野角が広くなり解像度もアップ! ライバル機や従来モデルと比べてみた
Google Homeと連携する純正ネットワークカメラ「Google Nest Cam」ってどんな製品?【導入編】
ホームデバイスにもGeminiを――新型「Google Home」デバイスが一挙登場 アプリも刷新
実は見た目よりもはるかにコンパクト! 「Google Nest Cam」(屋内用/電源アダプター式) を改めて使って分かったこと
サブスク契約は必要? 映像の遅延は? バッテリーの持ちは?「Google Nest Cam」を使って分かったことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.