話が前後するが、セットアップの手順も紹介しておこう。流れは前回紹介した屋内向けモデルとほぼ同じだ。壁面取り付けの手順が10以上もの画面を使って表示されるため、画面数はかなり多いが、難易度は高いわけではない。とはいえ時間がかかるのは事実なので、余裕のある時に行うようにしたい。
設定はGoogle Homeアプリから行う。まずは右上の「+」をタップして追加画面を開き、「デバイス」をタップ(左)して追加方法を選択する。今回は「デバイスを検索」を用いたがMatterによる追加にも対応している(中央)。次にデバイスの設置先を選択する(右)
デバイスを利用する部屋を選択。必要に応じて名前を付ける(左)。ここで大まかなセットアップは完了だ。プレビューが表示される(中央)。ここからは取り付けにまつわる手順が10以上のステップで表示される。既に取り付け済みなどで不要な場合は、左下の「取り付け済み」をタップしてスキップする(右)さて本製品は屋外向けでありながら、バッテリーではなく電源アダプターで駆動するのが特徴だが、カメラとしての機能そのものは、既存のGoogle Nestシリーズのカメラと共通だ。既存の電源ケーブル式とバッテリー式の両方の設定画面を備えていることが分かる。
以下スクリーンショットで紹介するが、今回は撮影環境の関係で屋内に設置して試用しており、映像も屋内となっているのでご了承いただきたい(前回の屋内向けモデルと同じ環境なので、両製品の映像を見比べるには好都合なはずだ)。
ホーム画面。本製品をはじめとして、管理中のカメラが並ぶ(左)。タップするとカメラ別のホーム画面が表示される。さらにタップするとアクティビティーが再生される(中央)。過去のアクティビティーはタイムラインで表示することも可能だ(右)
アクティビティーはカレンダーから呼び出すことも可能だ(左)。アクティビティーの種類で絞り込むこともできる(中央)。アクティビティーはAIを用いての検索も可能だが、実際の対応は2026年初頭予定とされている(右)
設定したアクティビティーのエリアに対し、記録するアクティビティーの種類も細かく指定できる(左)。人物を認識してアクティビティーに名前を添付できるのはAmazon「Ring」と比べた場合の強みだ(中央)。マイクを用いてカメラ前との通話も行える(右)
帯域幅は3段階で指定できる。従来なかった「低」という選択肢が追加されている(左)。動画履歴では、Home Premium Plusと契約していると「アクティビティー60日保存/10日間連続保存」が選択可能になる(中央)。ステータスライトの明るさも3段階から指定できる(右)
屋内向けネットワークカメラの新モデル「Google Nest Cam Indoor(第3世代)」は視野角が広くなり解像度もアップ! ライバル機や従来モデルと比べてみた
Google Homeと連携する純正ネットワークカメラ「Google Nest Cam」ってどんな製品?【導入編】
ホームデバイスにもGeminiを――新型「Google Home」デバイスが一挙登場 アプリも刷新
実は見た目よりもはるかにコンパクト! 「Google Nest Cam」(屋内用/電源アダプター式) を改めて使って分かったこと
サブスク契約は必要? 映像の遅延は? バッテリーの持ちは?「Google Nest Cam」を使って分かったことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.