以上のように、特徴の異なる3つの人感センサーを見てきたが、本命となるのは、やはり最後に紹介したFP2だろう。国内で流通している家庭向け人感センサーの中では飛びきり高機能で、1度使うとその便利さゆえ手放せなくなる。実売価格は約1.5万円とそこそこするが、Amazonでは頻繁にセールが行われており、1万円台前半で調達できるのもありがたい。
ちなみに、筆者は今回の記事執筆にあたり当初は国内代理店から製品を借用したのだが、このFP2については返却後に2台、さらに追加で1台を自腹で購入し、自宅に設置して使用している。各社とも似たり寄ったりであることが多いスマートホーム製品の中では特色のある製品で、なおかつ実用性が高いときている。この利便性がもっと広く知れ渡ってもよいのに、というのが実際に使ってみての感想だ。
全体的な懸念点としては、国内ではまだそれほど知名度が高くなく、十分なフィードバックを得られていないためか、アプリにおかしな日本語訳が見られることだ。また同社の製品のラインアップ全てが国内展開されているわけではなく、アプリで新規デバイス追加の画面に表示される製品の中でも、カテゴリーごとに代表的な製品しか取り扱いがないことだ。
つまり、ハブを中心に同一メーカーの製品で固めるという、スマートホームデバイスではよくある導入の仕方をするにはまだラインアップが不完全で、メーカーとしてもユーザー数が少ないうちは幅広く展開するのも難しいと考えられる。今回の人感センサーのようにエッジの立った製品が評価されることで、より国内で普及し、それによって製品がブラッシュアップされていくのを期待したいところだ。
アプリの「デバイスを追加」の画面を見ると、同社製品の幅広さがよく分かる。ハブも前述の「M3」以外に数製品ある(左)。人感センサーも今回紹介した3製品だけでなく、国内未発売の製品も含めて数製品ある(中央)。他にも温湿度計、各種センサーなどカユいところに手が届くラインアップだが、全てが国内販売されているわけではない(右)
外出先から自宅の温度や湿度をチェックできる! 持ち出し利用も可能なGovee「WiFi温湿度計」をす
家電製品をプッシュ操作できる本体ボタンの使い勝手は? 多機能スマートリモコン「SwitchBot ハブ3」をチェックして分かったこと
他社製品と比較して分かった「SwitchBot CO2センサー」の弱点 ただし多機能さでつぶしが利く買い得感はあり
音質が向上し温度センサー内蔵! 大幅に進化した「Echo Dot(第5世代)」を使ってみた
人感センサーで自動運転が大幅進化 ソニーの新型スピーカー付きシーリングライトを試したCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.