Microsoftは12月4日、組織に管理されていないWindows 11 バージョン 24H2(Home/Pro)に対して、Windows 11 25H2のロールアウトを開始した。
これまでWindows 11 25H2が配信されるのは、Windows Updateの設定で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしているデバイスに限られていた。
しかし、今後はオフになっている場合でも、段階的に配信が開始されるという。ユーザーは特別な操作を必要としないが、OSを再起動してインストールを完了するタイミングは、これまで通りユーザーが指定可能だ。
Windows 11 24H2のリリース時には、複数の不具合により、該当デバイスのアップデートを停止する措置(セーフガードホールド)が行われたが、現時点で24H2のセーフガードホールドは全て解除されている。
Googleは12月10日、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定チャネルをアップデートした。Windows/macOS向けは「v143.0.7499.109/110」、Linux向けは「v143.0.7499.109」で順次展開する。
このバージョンでは、3件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正されているという。CVE番号が公開されているのは以下の2件で、カッコ内は最大深刻度だ。
なお、もう一件の脆弱性(466192044)については、まだ詳細は公開されておらず、CVE番号も割り当てられていないが、既に悪用が確認されているとのことなので、できるだけ早いアップデートを心掛けたい。
Chromeが既にインストールされている場合、順次自動で更新されるが、手動で更新したい場合はChromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択する。
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