どこでも持ち運べる小ささ! PFUの新ドキュメントスキャナー「ScanSnap iX110」を試す(3/4 ページ)

» 2026年01月09日 15時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

ローカルモードでスキャン

 まずはPCとケーブルで接続し、スキャンデータをPCに保存する「ローカルモード」でスキャンしよう。環境設定で「ScanSnapの電源オン時に、スキャン画面を自動的に表示します」をオンにしておくと、すぐにスキャンを始められるので便利だ。未設定の場合は、こちらにチェックを入れておくと良いだろう。

チェックを入れて「OK」ボタンをクリックする。なお、自動的に立ち上がるようにしていない場合は、ScanSnap Homeアプリを立ち上げてから、「スキャン画面を開く」ボタンをクリックして、スキャン画面を表示させられる

 スキャン画面のウィンドウが立ち上がるので、原稿をセットして表示されている「Scan」ボタンをクリックしよう。

画面上の「Scan」ボタンをクリックする。もちろん、ScanSnap iX110にある物理的な「Scan/Stop」ボタンを押してもスキャンできる
スキャン中 スキャン中
スキャンされた 原稿がスキャンされた。このまま連続してスキャンすれば、複数ページを持つ1ファイルとして扱われる。1ページだけで問題なければ「スキャン完了」ボタンをクリックしておこう

 スキャンはあっという間に完了した。なお、デフォルトではどこにスキャンデータが保存されているのか少し分かりづらい。ScanSnap Homeで保存場所を知りたいスキャンデータを表示させ、右カラムにある「基本情報」内「保存先」のフォルダの形のアイコンをクリックすると、エクスプローラー(フォルダ)が立ち上がる。そのフォルダの中に、当該データが格納されているので、Adobe Acrobatなど外部アプリで表示したい場合はその方法を覚えておくと良いだろう。

保存場所 保存場所から開きたい場合は、「保存先」のフォルダアイコンをクリックする
開いた 保存先フォルダが開いた。なお、ここから別のフォルダへ移動させても、保存先の階層は更新されない

クラウドモードでスキャン

 紙が発生した段階で、即座にスキャンしてデータ化したいのであれば、「クラウドモード」でのスキャン一択だろう。

クラウドモード時のスキャン画面 クラウドモード時のスキャン画面

 ScanSnap Cloudを使うには、ScanSnapアカウントへの登録が必要だ。「Cloud」と名称が付いているが、PFU側でクラウドストレージを用意しているわけではなく、各種クラウドサービスへの橋渡しをしているだけである。それもあり、サブスクリプション利用料などが発生しないので、せっかくScanSnap iX110を買ったのであれば、ScanSnapアカウントを作成して、クラウドモードを使えるようにしておきたい。

ログイン ScanSnapアカウントを登録してログインしておこう

 ScanSnapアカウントを作ってログインし、ScanSnap Cloudを使えるようになったら、原稿種別に応じてどのクラウドサービスにデータを送るかを設定しよう。例えば、写真であれば「Googleフォト」、名刺であれば「Eight」などだ。

ScanSnap Cloud設定 ここでScanSnap Cloudでの仕分けを設定できる
保存 全て終わったら「追加」ボタンをクリックして設定を保存しよう

 設定が終わると、クラウドモードのスキャン画面が表示される。

 なお、CloudモードではScanSnap HomeのScanボタンを使うことができない。ScanSnap iX110の物理ボタンを押してスキャンすることになる。PCに表示されている画面、またはScanSnap iX110のScan/StopボタンとWi-Fiランプの色で判断する。クラウドモード時には青ではなく紫色に点灯している。

電源オン状態 電源がオンになっているだけの状態。Wi-Fiランプが青く光っているのは接続しようとしている状態を示している
クラウドモード状態 クラウドモード状態。クラウドモードで読み取れる場合は、このようにScan/StopボタンとWi-Fiランプが紫色に光る

 原稿をセットして、Scan/Stopボタンを押すと原稿の取り込みが始まり、再度ボタンを押すとスキャンを終えて、クラウドサービスへ保存する。

Googleドライブに無事に保存できた こちらはScanSnap iX110のプレスリリースをプリントアウトしたものを読み込んだものだ。スキャン後に、Googleドライブに保管されているのが分かる

 設定が済んだことを確認したら、後はいつでも出せるように手元に置いておき、紙が発生したタイミングで取り出してスキャンしよう。コンパクトサイズなので見える場所に置いておいても気にならないだろう。ただし、防水性能はないので、キッチンなどでは使わないようにしたい。

 筆者の場合、座ったままでも使えるようにデスクの引き出しに入れておくことにした。据え置き型のScanSnapもあるのだが、使うためには立ち上がらなければならない。1枚、2枚の紙であれば、座ったまま作業したい。そういったズボラ人間でも使える間口の広さが本製品にはある。

引き出しの中。小物が多く、片付いていない引き出しの中でも、わずかなスペースがあれば片付けられる。もっとも、小さいので片付けずにデスクの上にずっとあっても問題ない

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