ScanSnap iX110は、「モバイル版ScanSnap Home」を使うことで、iPhoneやAndroid端末から使えるようになる。
App StoreまたはGoogle Playストアを開き、「スキャンスナップホーム」で検索しよう。なお、ここではAndroid端末での設定を紹介したい。
セットアップ画面が表示されたら、3つの選択肢の中から1つ選ぼう。ここでは、「Wi-Fi接続済みのScanSnapを使用」を選んだ。設定しているスマートフォンが、ScanSnap iX110と同じ無線LANルーターに接続しているかどうかを確認しておこう。
すると、目的のScanSnap iX110が見つかるので、タップして接続しよう。
これで、スマートフォンとScanSnap iX110を接続できた。スキャン画面が表示されるので、端末にスキャンデータを保存したい場合は、スマートフォンアイコンのローカルモードで、Cloud保存したい場合は雲アイコンのクラウドモードを選んでスキャンしよう。なお、クラウドモードを選んだ場合、そのスマートフォンでもScanSnapアカウントにログインしておく必要がある。
ScanSnap iX110は、Uターンパスとストレートパスの2通りでスキャンできると前述した。どのように使い分ければ良いのか、と考えるかもしれないが、背後スペースの有無、原稿の厚みで判断したい。
背後にスペースがない場合で、原稿がよくしなるような厚みの場合は排出ガイドを開けてUターンパスにしておくと、スキャンした原稿が上から排出されて手前に落ちてくる。
背後にスペースがあるのであれば、排出ガイドを閉めたままのストレートパスでスキャンしよう。後ろに原稿が抜けていくモードだ。これなら紙の厚みを気にする必要もない。
ストレートパスであれば、プラスチックカードでもスキャンできる。
レシートのような長尺の紙はどうすれば良いだろうか。一般的に、コピー機のようなフラットベッドスキャナーでは、原稿の縦方向から用紙サイズを判断するので、幅が狭くても両側に余白のあるB4サイズとして取り込まれることがあるが、ScanSnap iX110ではスキャンしたサイズのデータだけを保存する。
ScanSnap Cloudを利用して、Evernoteに転送したが、下の画像のように細長い紙としてデータが保存されている。
ScanSnap Homeをインストールして設定をするまでが面倒ではあるが、それさえ済んでしまえば、PCやスマートフォンと接続することなく、単体でスキャンしてデータをクラウド上に保存できる。給紙カバー(原稿台)を開いて、Wi-Fiランプが紫色に点灯するのを15秒ほど待ち、原稿を差し込んでボタンを押すだけだ。「待つ」ことを作業の1つに数えないのであれば、まさに3ステップだけで「取りあえずデータ化」がかなう。
2026年こそは、小まめに紙類をデータ化して、片付いた仕事環境を手に入れたい──ScanSnap iX110は、そんなささやかな夢を見させてくれるデバイスだ。
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