どこでも持ち運べる小ささ! PFUの新ドキュメントスキャナー「ScanSnap iX110」を試す(4/4 ページ)

» 2026年01月09日 15時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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iPhoneやAndroid端末でも使えるようにする

 ScanSnap iX110は、「モバイル版ScanSnap Home」を使うことで、iPhoneやAndroid端末から使えるようになる。

 App StoreまたはGoogle Playストアを開き、「スキャンスナップホーム」で検索しよう。なお、ここではAndroid端末での設定を紹介したい。

インストール モバイル版のScanSnap Homeをインストールして開く

 セットアップ画面が表示されたら、3つの選択肢の中から1つ選ぼう。ここでは、「Wi-Fi接続済みのScanSnapを使用」を選んだ。設定しているスマートフォンが、ScanSnap iX110と同じ無線LANルーターに接続しているかどうかを確認しておこう。

確認しよう 同じWi-Fi環境にあることを確認してから次の画面へ進もう

 すると、目的のScanSnap iX110が見つかるので、タップして接続しよう。

検索できた 接続したい製品の名前をタップすると接続が開始され、接続と設定が完了する

 これで、スマートフォンとScanSnap iX110を接続できた。スキャン画面が表示されるので、端末にスキャンデータを保存したい場合は、スマートフォンアイコンのローカルモードで、Cloud保存したい場合は雲アイコンのクラウドモードを選んでスキャンしよう。なお、クラウドモードを選んだ場合、そのスマートフォンでもScanSnapアカウントにログインしておく必要がある。

スキャン画面 モバイル版ScanSnap Homeのスキャン画面。左側がローカルモードで右側がクラウドモードだ。クラウドモードを使いたい場合はScanSnapアカウントにログインする
ログイン後 設定が完了した。ScanSnap Cloudで行っておいた設定が、モバイル版でも反映されている

厚みのあるものでもスキャンできる、たくましさ

 ScanSnap iX110は、Uターンパスとストレートパスの2通りでスキャンできると前述した。どのように使い分ければ良いのか、と考えるかもしれないが、背後スペースの有無、原稿の厚みで判断したい。

 背後にスペースがない場合で、原稿がよくしなるような厚みの場合は排出ガイドを開けてUターンパスにしておくと、スキャンした原稿が上から排出されて手前に落ちてくる。

Uターンパス Uターンパスでの動作
Uターンパス スキャンした原稿は排出ガイドに沿って手前に落ちるようになる

 背後にスペースがあるのであれば、排出ガイドを閉めたままのストレートパスでスキャンしよう。後ろに原稿が抜けていくモードだ。これなら紙の厚みを気にする必要もない。

ストレートパス ストレートパスでの動作
ストレートパス 手前から差し込んだ原稿は、ストレートに背面へと排出される

 ストレートパスであれば、プラスチックカードでもスキャンできる。

厚みのあるプラスチックカード エンボス加工の施された厚みのあるプラスチックカードもスキャンできる
2枚同時 なお、読み取り幅の限界まで、同時に複数の原稿をスキャンすることができる。同時に読み取っても、原稿ごとに保存される

 レシートのような長尺の紙はどうすれば良いだろうか。一般的に、コピー機のようなフラットベッドスキャナーでは、原稿の縦方向から用紙サイズを判断するので、幅が狭くても両側に余白のあるB4サイズとして取り込まれることがあるが、ScanSnap iX110ではスキャンしたサイズのデータだけを保存する。

細長いレシート 細長いレシートではどうか
問題なし ヨレヨレだが、問題なくスキャンしていく

 ScanSnap Cloudを利用して、Evernoteに転送したが、下の画像のように細長い紙としてデータが保存されている。

スキャンされた 実際の原稿そのままの縦横比で保存されている

 ScanSnap Homeをインストールして設定をするまでが面倒ではあるが、それさえ済んでしまえば、PCやスマートフォンと接続することなく、単体でスキャンしてデータをクラウド上に保存できる。給紙カバー(原稿台)を開いて、Wi-Fiランプが紫色に点灯するのを15秒ほど待ち、原稿を差し込んでボタンを押すだけだ。「待つ」ことを作業の1つに数えないのであれば、まさに3ステップだけで「取りあえずデータ化」がかなう。

 2026年こそは、小まめに紙類をデータ化して、片付いた仕事環境を手に入れたい──ScanSnap iX110は、そんなささやかな夢を見させてくれるデバイスだ。

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