では実際に使ってみよう。本製品の接続方法はHDMIもしくはUSB Type-Cの2択だ。USB Type-Cは2ポートあるが、機能的に違いはないので、どちらのポートにケーブルをつないでも問題なく利用できる。
使ってみて気になるのは、画面がやや暗く感じることだ。輝度をUSB Type-C接続時のデフォルトである80%から100%に引き上げても、斜め方向から見た時の端の暗さは明らかだ。通常利用ならばそれほど問題はないが、1つの画面を大勢が左右からのぞき込むような使い方は避けた方がよいだろう。また、1人で使う場合も、なるべく正面を向くよう設置するのが望ましい。
なお、本製品の背面スタンドは横向きでの利用を原則としており、縦向きだと垂直にしか立てられないため安定性に不安がある。前回のamadanaのディスプレイがそうだったように、縦置きで使いたい場合は背面スタンドを上方向に回し、別途用意したタブレット用のスタンドで立てる方がよいだろう。
ただし、この場合もケーブルが真上に突き出る格好になるので、うっかり引っ掛けて転倒させないように気を付けたい。
本製品は2基のUSB Type-Cポートを用いてのパススルー給電にも対応している。試しに最大出力100WのUSB Power Delivery(PD)充電器に本製品を接続したところ、本製品の先につないだノートPCでは45Wの電源として認識された。
OSDメニューについても見ていこう。OSDメニューは、本体右側面の物理ボタンで操作する。一般的なモバイルディスプレイでは、輝度や音量の調整といった利用頻度が高い機能についてはメインメニューを介さず上下ボタンなどで呼び出せるショートカットが用意されていることが多いが、本製品は任意の操作に割り当てが可能なホットキーが実装されるにとどまっている。
このホットキーは1つしかなく、音量と輝度といった2つの機能を割り当てることはできない(ちなみに初期値では「輝度」が割り当てられている)。他製品でのショートカットは上下ボタンに割り当てられていることが多いが、本製品でメインメニューを表示していない状態で上下ボタンを押しても無反応だ。モバイルディスプレイで標準となりつつある操作ができないのは少々もったいない。
ちなみに、これらのOSDメニュー回りのデザインや操作性などの特徴も、amadanaのディスプレイと共通だ。amadanaのディスプレイでメインメニューがモノトーンに統一されているのは、ボディーカラーとマッチさせるためだろうと予想していたが、本製品でも採用されていることからして、特にそうした理由ではなかったようだ。
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