2026年のASUSは「大きな2画面ノートPC」推し!? 進化したZenbook/ROG Zephyrus DUOからコジプロコラボまで一挙にチェック!:CES 2026(1/3 ページ)

» 2026年01月16日 12時00分 公開
[西川善司,ITmedia]

 1月6日から9日(米国太平洋時間)まで米ネバダ州ラスベガスで開催されていた「CES 2026」は、主催者公認の展示会場だけでも12カ所に分かれていて、会期いっぱい滞在しても全ての会場を回りきるのが難しい。

 ASUSTeK Computer(ASUS)は、公認会場の1つである「The Venetian Resort」のエキスポセンターの一角にショールーム的なブースを展開しており、初日から大勢の来場者の注目を集めていた。どんな様子だったのか、かいつまんでお伝えする。

ASUSブースの様子 ASUSブースの様子

2画面ノートPC「Zenbook DUO」の進化は止まらず

 “変わり種”の2画面ノートPCは、ここ数年にわたり複数のPCメーカーからリリースされている。ASUSも2019年の「ZenBook Pro Duo (UX581)」と「ZenBook Duo (UX481)」を皮切りに、新モデルを継続的に投入している。変わり種と思われがちだが、販売面では“確かな手応え”があるのだろう。

 当初のZenbook DUOシリーズは「メインの大画面+サブの小画面」という組み合わせだったが、2024年にリリースされた第4世代「Zenbook Duo (UX8406)」からは「同一サイズの画面を縦に連ねる」デザインを採用し、キーボードはワイヤレスの着脱式となった。このデザインは2025年の第5世代「Zenbook DUO (UX8406CA)」でも完成度をより高める形で踏襲された。

 さて、2026年モデルとなる第6世代「Zenbook DUO (UX8407AA)」は、どこがどう変わったのだろうか……?

Zenbook DUO (UX8407AA) Zenbook DUO (UX8407AA)。画面を上下2画面で使えば、縦方向に広大な画面領域を確保できる。どちらのディスプレイもタッチ操作対応という点も魅力だ

 まず、外観上のポイントとして、ボディーの素材が変わったことが挙げられる。先代まではマグネシウム合金素材を使っていたところ、新モデルではASUSが社を挙げて積極採用中の「Ceraluminum(セラルミナム)」に切り替えている。

 Ceraluminumはいわゆる「ハイテクセラミックス」の一種で、セラミックスとアルミニウムを“融合”させた素材だ。「強度」「耐傷性」「触感の良さ」を高いレベルで実現しているという。

左右 画面を左右2画面で配置すれば、縦画面を左右に展開できるので、文書などの見開き閲覧にも都合がいい

 スペック的には、CPUが「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」(開発コード名:Panther Lake)となり、最上位モデルでは「Core Ultra X9 388H」も選べる。

 ディスプレイは2880×1800ピクセル解像度の14型有機ELパネルを2枚搭載している点は変わらないが、最大輝度は1000ニトに高められた。画面の狭額縁化も一層進んだため、画面サイズを変えずに本体の寸法が微減している。

 バッテリー容量(定格値)も、先代の75Whから99Whヘと増量している。CPUの省電力性能と相まって、バッテリー駆動時間は劇的に延長されているという。

 ボディーの素材とサイズが変更されることに伴い、ボディーのデザインも刷新した。その強度は2025年モデル比で3倍に上がったとアピールしている。デュアル画面の接続部のヒンジ機構と画面のスタンド開閉機構は4万回、キーボードと画面との磁力式脱着接続機構「MagLatch Pogo-Pin」は100万回の耐久テストを行い、長期間利用における耐久性を確保している。

耐久性向上 本体に9kgの重りを載せても、ヒンジや画面の破損はしない

 持っていれば周囲からの視線を釘付けにできるだけでなく、使い勝手もよさそうなので、触っていたら筆者も普通に欲しくなってしまった。

 歴代モデルがそうであったように、UX8407AAも日本で発売される可能性が高い。価格は歴代モデルと似たレンジ(日本円で30万円〜40万円)となる見込みだが、はたして……?

図解 機構の変更/改善点の図解
透明図 実機からディスプレイを取り除いた上で、透明パネルをはめて機構を解説する展示もあった
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