AMDは3月9日(米国太平洋夏時間)、組み込み機器向けAPU(GPU統合型CPU)「Ryzen AI Embedded P100プロセッサ」の追加ラインアップを発表した。
追加モデルはCPUコアとGPUコアを増量することで、CPU/GPUを利用するAIプログラムのパフォーマンス向上を図ったことが特徴だ。発表済みモデルを含めてサンプル出荷を開始しており、発表済みモデルは4〜6月から、今回追加されたモデルは7月から順次出荷を開始する予定だ。
Ryzen AI Embedded P100プロセッサは、Zen 5アーキテクチャのCPUコア/RDNA 3.5アーキテクチャのGPUコア/XDNA 2アーキテクチャのNPUを組み合わせた組み込み機器向けAPUで、CPUコアが4基または6基のモデルについては1月に発表済みだ。
メモリはLPDDR5X規格またはDDR5規格を利用可能で(※1)、いずれもECC(エラー訂正コード)に対応している。
今回追加されたCPUコア8〜12基モデルの設計概要。CPUコアとGPUコアの増量をすることでシステム全体のパフォーマンスアップを図っている。なお、NPUのピーク性能はCPUコア6基モデルと同じ50TOPS(毎秒50兆回)に据え置かれているパッケージは約25(縦)×40(幅)mmのBGAで、直結のPCI Express 4.0バスを16レーン用意している。組み込み機器向けということで、本シリーズは標準2.5年間/最長10年間のライフサイクルサポートを用意する他、24時間/365日稼働に対応している。また、超低温(−40度)/超高温(105度)環境での動作をサポートするモデル(末尾に「i」が付くもの)も登場する。
(※1)既に発表済みの「自動車向けモデル」(末尾に「a」が付くもの)はDDR5メモリ非対応
Ryzen AI Embeddedの新しいラインアップ(CPUコアが4基/6基のモデルは既に発表済み)。なお、注にもあるが一部モデルはLPDDR5-8533メモリをサポートするものの、「特定の設定」「特定のメモリモジュール」が必要となる
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