日本HPの「HP Series 5 Pro 514pn」は、USB Type-C接続に対応した14型のモバイルディスプレイだ。WQXGA(2560×1600ピクセル)という高い解像度に対応しているのが特徴で、パワーパススルーや縦置きにも対応するなど、ポテンシャルの高さを売りとする製品だ。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けする。
まずは基本的な仕様を押さえておこう。画面サイズは14型で、解像度は2560×1600ピクセルと高い。アスペクト比は16:10ということで、16:9のワイドタイプと比べて天地には余裕がある。IPS液晶を採用しており、画面はノングレア加工が施されている。タッチ操作には非対応だ。
視野角は水平/垂直いずれも178度で、輝度は最大400ニト、色域はsRGB色域とDisplay P3でそれぞれ100%(同社のWebページでは「99.5% sRGB色域+99.5% Display P35」という表記もあるがミス表記と思われる)に対応している。
応答速度はGtoG時で7ms、コントラスト比は静的2000:1、動的1000万:1だ。リフレッシュレートは最大75Hzだが、デフォルトでは60Hzとなっており、後述するユーティリティーで切り替える必要があるので注意したい。
ボディーカラーはモバイルディスプレイで珍しいシルバーで、折りたたみ式のキックスタンドにより、角度は無段階で調節できる。このキックスタンドはプレート状で、折りたたんだ状態では背面と段差もなく完全に一体化した状態となる。バッグなどへの収納時に引っかかりにくいのはメリットだろう。ただし、そのぶんボディーの上半分は厚みがあり、俗に言う超薄型という分類には当てはまりにくい。
接続方式はUSB Type-Cのみで、一般的なモバイルディスプレイに多いHDMI接続には非対応となる。スピーカーやイヤフォンジャックなど、音声出力系のインタフェースも非搭載だ。同社のモバイルディスプレイは過去のモデルも含めてUIは割り切った設計が特徴で、本製品もその方向性を踏襲している。
重量は公称値で約635g、実測値では628gだった。スタンド込みの重量ということで、14型としては軽量な部類に入る。ボディーの素材は樹脂製ゆえズッシリとはしておらず、どちらかというとフワフワと軽い印象を受ける。
HDMI接続をサポートしないこともあり、付属のケーブルはUSB Type-Cケーブル1本のみだ。これに加えて、磁力で画面に吸着する保護カバーが付属する。本体ベゼル側に文具のクリップを近づけるとピタリと吸着することから、マグネットはベゼル側に内蔵されており、それを利用して吸着させているようだ。
ちなみに、カバーを付けた状態でも重量は実測712gと軽い。
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