では実際に使ってみよう。USB Type-Cポートは左右両側面に1基ずつ、合計2基あるが、機能は同じなので、どちらを用いても構わない。
画面は視野角も広く見やすいが、色合いはかなりビビッドで、派手めに感じられる。後述のユーティリティーで設定を参照する限り、デフォルトでは「中間」というプリセットになっており、気になるようならばここを「寒色」などに変更することをおすすめする。
本製品の特徴として、背面スタンドが縦置きにも対応していることが挙げられる。最近は本製品のような一体型のキックスタンドを搭載するモバイルディスプレイが増えつつあるが、スタンドの幅がボディーと同じだと、立てた時に垂直にしか立てられず、不安定な状態でしか使えないことも少なくない。
その点、本製品のスタンドはやや幅が狭いため、縦向きでも自然な角度で立てられる。また本製品に付属するUSB Type-Cケーブルは片方のコネクターがL字になったタイプなので、ケーブルが真上に突き出すことなく、左右に逃がすことができる。きちんと縦向きでの利用を想定した設計になっているのはメリットだ。
本製品は、この2基のUSB Type-Cポートを用いてのパワーパススルーにも対応している。試しに100WのUSB Power Delivery(PD)充電器に接続した状態でノートPCを接続したところ、ノートPCからは65Wの電源に接続していると認識された。競合製品では45W以下に下がってしまう製品もあることを考えるとロスは少なく好印象だ。
縦向きでの利用時は、左側面のUSB Type-Cポートが接地でふさがれるので、パワーパススルーは実質的に横置き時に限定されてしまう点は気を付けたい。
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