HPは3月24日(米国東部夏時間)、ゲーミングデスクトップPCの新モデル「HyperX OMEN MAX 45L」および「HyperX OMEN 35L」を発表した。両モデル共に最新の「Intel Core Ultra 7 270K Plus」を搭載し、基本性能を向上したことが特徴だ。米国市場では5月に発売する予定だが、日本での展開は未定となる。
最上位モデルとなる「HyperX OMEN MAX 45L」は、32GBのグラフィックスメモリを備える「NVIDIA GeForce RTX 5090」グラフィックスカードや最大128GBのDDR5メモリを搭載できる。
マザーボードには最新のIntel Z890チップセットを採用している。ストレージにはPCI Express 5.0接続の超高速NVMe SSD(最大4TB)を搭載可能で、ゲームのロード時間短縮や、大容量データの高速転送が可能だ。
2025年モデルの「OMEN MAX 45L」(Intel Core Ultra 7 265K、DDR5-6000 32GB、NVIDIA GeForce RTX 5080搭載)と比較すると、ゲーム性能が最大10%向上しているという。
冷却面では第2世代の特許技術「Cryo Chamber」と、360mmの液晶付き水冷クーラーを備えた。1200Wのフルモジュラー電源を採用し、これらのパーツの連携で長時間の高負荷時でも安定した動作を維持するとしている。
ワイヤレス通信はWi-Fi 7とBluetooth 6.0をサポートする。背面には最大40Gbpsの高速転送に対応するThunderbolt 4ポートを備えるなど、最新の周辺機器との接続性も確保している。
HyperX OMEN 35Lは、コスト面での導入しやすさやカスタマイズ性を考慮したハイパフォーマンスモデルだ。こちらはCPUとして「Intel Core Ultra 5 250KF Plus」(最大5.3GHz、18コア/18スレッド)も選択できる。
グラフィックスカードは「NVIDIA GeForce RTX 5080」などを搭載可能で、競技性の高いゲーミングシーンでパフォーマンスを発揮するという。
マザーボードにはIntel Z890チップセットを採用し、ストレージはPCI Express 5.0接続のNVMe SSD(最大2TB)を搭載できるなど、基本的なスペックは、最上位のHyperX OMEN MAX 45Lに引けを取らない。
PCケースは各パーツにツールレスでアクセスできる構造になっており、内部パーツも業界標準に沿ったHyperX コンポーネントを採用している。ユーザー自身による将来的なアップグレードが容易だという。
ソフトウェア面では、AIを活用したゲーム設定の最適化機能「OMEN AI」の対応タイトルとして「Minecraft」「Roblox」「Marvel Rivals」を追加した。
OMEN AIを活用すると、ワンクリックでOSやハードウェア、ゲーム設定を調整してフレームレートを向上させることが可能で、Minecraftでは最大50%のフレームレート向上が確認されたという。
さらにゲーム管理ソフト「OMEN Gaming Hub」には、新たなAIツールとしてユーザーのAIアバター動画を生成できる「HeyGen」や、リアルタイムで声を変換できる「Voicemod」を実装した。
HPのゲーミングは「HyperX」がマスターブランドに 「OMEN」はサブブランド化
HPがKingstonのゲーミング部門「HyperX」を買収 4.25億ドルで
「OMEN」「Victus」「HyperX」の3ブランドでより幅広くリーチ 日本HPが「ゲーミング」に力を入れるワケ
セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい
「ハイブリッドAI」のプロデューサーへ 日本HPが描く2026年の「Future of Work」戦略とエコシステム そしてキーボード型PCもCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.