うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月5日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Anthropicは4月7日、AI時代のソフトウェアセキュリティを強化するための新たな取り組み「Project Glasswing」を発表した。Anthropicの他、Amazon Web Services(AWS)、Apple、Google、Microsoft、NVIDIAといった主要テック企業に加え、Linux Foundationなど計12の組織が初期パートナーとして参画している。
Project Glasswingを立ち上げるきっかけとなったのが、Anthropicが開発した未発表の次世代モデル「Claude Mythos」だ。
Anthropicによると、そのプレビュー版である「Mythos Preview」はソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性を発見して悪用する能力において、一部の熟練した専門家を除き、大半の人間をしのぐレベルに達しているという。実際、Mythos Previewは既存のOSやブラウザから数千件もの深刻な脆弱性を自律的に発見しているとのことだ。
AIの進歩の速度を考えると、こうした機能が急速に普及し、悪用されるのも時間の問題であり、経済や公共の安全、国家安全保障への影響は甚大になる可能性がある。Project Glasswingは、こうした機能を防御目的で活用するための緊急の取り組みとなる。
プロジェクトの一環として、Anthropicは参画パートナーや40以上の重要インフラ関連組織に対し、脆弱性のスキャンや修正を目的としたMythos Previewへのアクセスを提供する。また、1億ドル相当のモデル利用クレジットの提供や、オープンソースセキュリティ団体への400万ドルの寄付も表明している。
Metaは4月8日、同社初となるネイティブマルチモーダル推論モデル「Muse Spark」を発表した。同モデルは、2025年6月に設立された新組織「Meta Superintelligence Labs(MSL)」が開発した「Muse」シリーズの第1弾となる。
Muse Sparkは、テキスト、画像、音声をネイティブに統合して処理する推論エンジンで、ツール利用や視覚的な思考の連鎖(Visual Chain-of-Thought)、マルチエージェント連携をサポートする。応答の深さに応じて「Instant」「Thinking」「Contemplating(熟考)」の3つの推論モードを備えており、最上位のContemplatingモードでは複数のエージェントが並列動作して高度な研究レベルの回答を生成する。
また、独自の「思考圧縮(thought compression)」により、従来の「Llama 4 Maverick」と比較して、10分の1以下の計算量で高い性能を実現しているという。
本モデルはまずMeta AIのWeb版とアプリ版に導入され、今後数週間以内にWhatsAppやInstagram、同社のスマートグラスなどのエコシステム全体に順次展開される予定だ。
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