スマートウォッチとの“2台持ち”がはかどる! 約12gで画面レスの「Google Fitbit Air」とパーソナルAIコーチの実力を試すスマートウォッチ ナビ(2/3 ページ)

» 2026年05月26日 22時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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バッテリーの持ちと操作性

 バッテリーは最大7日間持続するとされており、実使用でも5〜6日程度は安定して使えた。5分の充電で約1日分の使用を補えるという急速充電にも対応している。出がけにバッテリー切れに気が付いても、ギリギリなんとかなりそうだ。

Google 新型 ウェアラブルデバイス Fitbit Air 画面なし ディスプレイレス 充電には専用の充電ケーブルを使用する。ケーブルの反対端はUSB Type-C仕様だ

 電池残量の確認は、デバイス本体をダブルタップすることで行う。LEDインジケーターが白色に点灯すれば残量が20%以上、赤色の点滅なら20%未満、赤色の点灯は0%を示す。

 シンプルで直感的な操作だが、操作しなければバッテリー残量を把握できないのは不便に感じる。バッテリーが少なくなるとスマートフォンに通知が表示されるのだが、うっかり充電を忘れてしまいそうだ。

Google 新型 ウェアラブルデバイス Fitbit Air 画面なし ディスプレイレス 本体左側面に小さなLEDランプがある。ダブルタップで点灯する時間も短いため、バッテリー残量はスマートフォンで確認した方が良さそうだ

 内蔵のセンサーにより、心拍数/SpO2(血中酸素濃度)/HRV(心拍変動)/皮膚温変動/呼吸数を計測できる。さらに不整脈(AFib)の兆候を検知する「不規則リズム通知(IRN)」にも対応しており、AFibの可能性が検出された場合はアプリ上で通知が届く仕組みだ。

 なお、本製品は5気圧防水に対応するが、これは表面コーティング処理によるもので、永続的なものではないとされている。長期間使用すれば耐水性能は低下していくと考えられるので、過信は禁物だろう。

 対応OSはAndroid 11以上、もしくはiOS 16.4以上のため、iPhoneユーザーでも問題なく使える。

FitbitアプリからGoogle Healthへ

 従来の「Fitbitアプリ」は、今回「Google Health」アプリへと完全にリブランドされた。名称だけでなくUIも大幅に刷新されており、「今日」「フィットネス」「睡眠」「健康」の4タブ構成が採用されている。

 今日タブはホーム画面に相当し、週ごとの有酸素運動の達成状況、歩数、睡眠時間といった日々の主要指標をひと目で確認できる。表示するメトリクスはカスタマイズ可能で、自分にとって重要な数値を優先的に並べられる。後述のHealth コーチからのメッセージも、ここに表示される。

 フィットネスタブは、週次フィットネスプランの管理とワークアウトのライブラリーが中心だ。コーチが生成したプランの進捗確認、おすすめワークアウトの実行、過去のアクティビティー履歴の確認をここで行う。「健康」タブでは、心拍数/HRV/SpO2などのバイタルを週次トレンドとしてグラフ表示できる他、「心臓」「栄養」「心の健康」などの専門的なカテゴリーを深掘りできる構造になっている。

Google 新型 ウェアラブルデバイス Fitbit Air 画面なし ディスプレイレス Google Healthの「今日」タブ(左)と「フィットネス」タブ(右)。計測データを数値だけでなく、それがどういう意味を持つのかを含めて解説し、どう過ごすのがいいのかアドバイスをくれる

 睡眠トラッキングの精度も向上したという。新アルゴリズムの導入により、従来比で15%の精度改善が図られたとされており、臨床的なゴールドスタンダードとの比較検証も実施されているとのことだ。とはいえ、ユーザーが精度向上を直接的に意識する場面は少ないだろう。

 ただ、新しい睡眠スコアでは、短時間の覚醒が「寝付けない」として別に計上されるようになった。これにより「実際にはよく眠れているのにスコアが低い」というミスマッチが減るかもしれない。

Google 新型 ウェアラブルデバイス Fitbit Air 画面なし ディスプレイレス 「睡眠」タブでは、短時間の覚醒が「寝付けない」としてカウントされるようになった(左)。「健康」タブに表示される指標は、自分に必要なものをカスタマイズも可能だ(右)

 ヘルスコネクトやApple Healthとの連携も引き続きサポートされており、サードパーティー製アプリやデバイスのデータを統合して管理できる点は従来通りだ。

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