日本向け第2弾のロボット掃除機「Roomba Plus 515 Combo」が5月29日発売 薄型化の秘密は“LiDAR”にあり(1/3 ページ)

» 2026年05月27日 19時45分 公開
[石井徹ITmedia]

 アイロボットジャパンは5月27日、新型ロボット掃除機「Roomba(ルンバ) Plus 515 Combo ロボット + AutoWash充電ステーション」を発表した。5月29日に発売する予定で、直販ストア価格は12万9800円だが、7月6日までは「誕生記念キャンペーン」として9万8800円で購入可能だ。この割引は直販ストアの他、「ルンバプレミアム特典」(後述)の対象店舗/ECサイトにも適用される。

 また、サブスクリプションサービス「ロボットスマートプラン+」を通して月額6180円でレンタル利用もできる。

Roomba Plus 515 Combo ロボット + AutoWash充電ステーション Roomba Plus 515 Combo ロボット + AutoWash充電ステーションは、その名の通りロボット掃除機本体とごみ収集ステーションがセットになったモデルだ

日本向けロボット掃除機の第2弾

 Roomba Plus 515 Comboは、2月に発売した「Roomba Mini」に続く日本市場特化型ロボット掃除機の第2弾だ。

 掃除機本体のサイズは約30.3(奥行き)×29.8(幅)×8.4(高さ)cmで、従来モデル(Roomba Plus 505 Combo)と比較して体積を約46%削減した一方で、吸引力は同モデル比で3倍に向上している。

旧モデルとの比較 Roomba Plus 515(左)とRoomba Plus 505(右)の底面を並べると、フットプリントの削減ぶりがよく分かる

 充電台や回転式モップの洗浄拠点を兼ねる「AutoWash充電ステーション」(ごみ収集ステーション)は、Roomba Plus 505比で奥行きを約10%縮小した一方で、モップ清掃と本体に供給する水をためておく「給水タンク」と、掃除をした後の水をためておく「汚水タンク」は容量を約20%増やしている。

ごみ収集ステーション AutoWash充電ステーションは、Roomba Plus 505 Combo比で奥行きを約10%縮小しつつ、清水/汚水タンクの容量を約20%増やした
給水タンク 清水/汚水タンクの容量は約20%増えた。外観を非対称としたのは「部屋によりなじむようにするための工夫」だという

Roomba Miniの成功がRoomba Plus 515 Comboを生んだ

 日本市場特化型のRoombaの第1弾となったRoomba Miniは、2月末の発売から計画比で2倍以上の販売台数を達成したという(自社調査)。4月には日本におけるロボット掃除機カテゴリーの販売台数の約3割をRoomba Miniが占めている。また、購入者対象のアンケートではRoomba Mini購入者の9割以上が「満足」と回答した。

 Roomba Miniはヨーロッパでも販売が始まり、現在品薄状態だという。日本法人であるアイロボットジャパンが企画した製品が、親会社のiRobotを通して世界に広がる構図が生まれた。

 アイロボットジャパンの山田毅社長は、Roomba Plus 515 Comboの開発経緯をこう語る。

 Roomba Miniのプロトタイプが自宅に来たのが2年前だった。イヌ1匹、ネコ2匹、娘2人と妻がいる我が家では、(ペットの)毛が多すぎて吸いきれなかった。

 Roomba Miniのコンセプトはそのままに、もう少し清掃性能の高いものが欲しいと開発に依頼した。

 Roomba Miniが単身世帯、あるいは小さい間取りの家屋向けなのに対して、Roomba Plus 515 Comboはペットのいる家庭や、Miniでは“物足りない”ユーザーをターゲットに据えている。

回転モップも付いた Roomba Mini(左)と比べると、本体が大きくなったが従来のRoomba Plusシリーズと比べるとコンパクトであることに変わりはない

 Roomba Miniの成功は、Roomba Plus 515 Comboの開発を後押しした。「日本向けは小さくしなきゃいけないということが証明された。このことが、Roomba Plus 515 Comboを開発する上で決定的な判断材料になった」と山田社長は話す。

山田社長 Roomba Plus 515を手にするアイロボットジャパンの山田毅社長
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