DJIの最新スマホジンバル「Osmo Mobile 8P」は画面付きリモコンと360度回転で死角なし:武者良太の我武者羅ガジェット道(2/3 ページ)

» 2026年06月18日 17時00分 公開
[武者良太,ITmedia]
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手に持ったときの操作感覚はほぼ同じ

 グリップ部の径、アームの長さなど、ジンバルそのものとしての作りはOsmo Mobile 8PもOsmo Mobile 7Pも大きくは変わりません。握ったとき、動かしたときの重量バランスの変化も違いを感じ取れないレベルです。同じスマホを装着した状態で歩きながら撮影すると、その差が分からない方の方が多いでしょう。

photo Osmo Mobile 8P(写真=上)とOsmo Mobile 7P(写真=下)。いずれもジンバルを構成する要素のスタイリングはほぼ同一
photo Osmo Mobile 8P(写真=左)とOsmo Mobile 7P(写真=右)。各アームの長さも同等と思われる

 どちらも扱いやすく、どのようなスマホでもトラッキング機能が使えます。DJI Mic Miniなどの外部ワイヤレスマイクとの連携も可能です。これは長年に渡りスマホジンバルを開発してきたDJIによる、1つの到達点といえるのでしょう。

 そういった意味では、発売当初は1万8480円でしたが、今では1万1990円で販売されているOsmo Mobile 7Pのコストパフォーマンスに驚きます。初期の価格で購入した筆者の心には、ほのかな嫉妬心が芽生えました。「今から買う人、いいなあ」って。

多機能性を生かすなら、Osmo Mobile 8Pのコントローラーが効く

 指が触れるコントローラー部分は大きく変わりました。Osmo Mobile 8Pは前述したように、ワイヤレスリモコン(Osmo FrameTap)が備わっています。撮影画角を確認できるタッチパネルディスプレイが搭載された点は大きな強みです。

 Osmo Mobile 7Pのように、Apple Watchをディスプレイとして使うスマホジンバルは今までにもありましたが、既に持っているユーザーでなければ大きな出費を強いられます。

photo Osmo Mobile 8P(写真=左)とOsmo Mobile 7P(写真=右)。主にズーム用として使うホイールはなくなった

 ボタン類はOsmo Mobile 7Pから180度回転ボタンとズームホイールがなくなりました。これらはワイヤレスリモコンのタッチパネルディスプレイから操作できます。

 ズームに関してはOsmo Mobile 7Pの方が明らかに操作しやすいのですが、筆者自身はスマホでの撮影時にズーム倍率を変えることがあまりないために、機能を生かしきれていませんでした。

photo Osmo Mobile 7Pにあった一部の物理ボタンは、タッチパネル側に吸収

 また、Osmo Mobile 7Pには電源/モード(M)ボタンがありましたが、Osmo Mobile 8Pは独立した電源ボタンがジンバル本体側に備わるようになりました。モードの切り替えは、こちらもタッチパネルディスプレイで操作します。

 トリガー部分のサイズはほぼ同じです。1回押しでトラッキング開始、2回押しで再センタリング、長押しでロックモードなど、基本的な操作も同様です。

photo トリガーの操作感覚は同一

 クランプ部は同じように見えて少し違います。Osmo Mobile 7Pにあった電気接点が、Osmo Mobile 8Pからは省かれました。また、保持できるスマホの厚みは約10mm(7P)から約11mm(8P)にアップしています。パッド部分も画面を覆う面積が狭くなり、扱いやすくなりました。

photo 同じ寸法に見えて、一部が改善されたクランプ部

 クランプ部から電気接点がなくなった理由は、多機能モジュール2の接続ポートがジンバルアーム側に備わったからです。Osmo Mobile 7Pはクランプに多機能モジュールを固定するために、通信/電力供給用の電気接点が必要だったのです。

photo 多機能モジュール2はジンバルに直結する

 Osmo Mobile 8P+多機能モジュール2とOsmo Mobile 7P+多機能モジュールを比較すると、カメラ/LEDライトの位置がクランプ部から離れるようになりました。わずかな差ではあるので、LEDライト使用時の照射範囲はあまり変わりません。

photo LEDライトの明るさはともに40ルクス。色温度はOsmo Mobile 8P+多機能モジュール2が2500〜6500K、Osmo Mobile 7P+多機能モジュールが2500〜6000K

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