GoogleとXREALは6月16日、同日に開催した「Augmented World Expo」(AWE 2026)の共同基調講演で、XREALの空間コンピューティンググラス「XREAL AURA」の予約受け付けを開始したと発表した。発売は2026年秋を予定している。なお、AURAは2025年に「Project Aura」の名で先行公開されていた製品の正式名称/製品版にあたる。
AURAはXREAL初のAndroid XR対応の有線型XRグラスで、QualcommのSnapdragon Reality Eliteプラットフォームを採用する。
構成はグラス本体とコンピュートパックに分かれる「分離コンピュート」方式だ。性能を要するチップをパック側に置くことで、グラス側の発熱や重量、装着感を抑える狙いがある。
グラスには空間処理用の「XREAL X1S」コプロセッサを搭載し、ディスプレイはソニー製Micro-OLED(片目あたり1920×1200ピクセル、最大120Hz、視野角70度の光学シースルー)を採用する。
電子調光や指紋認証、Boseがチューニングした音響、ハンドトラッキングや6DoFにも対応する。コンピュートパック側はAndroid XR OSとSnapdragon Reality Eliteを搭載し、メモリ/ストレージは12GB/256GBと16GB/512GBの2構成、容量4455mAh(34.84Wh)のバッテリーを備える。AIアシスタントのGeminiを、音声やマルチモーダルで利用できる点も特徴だ。
日本でも予約特典が用意された。ベース価格は1500ドル(約24万円)以下になる見込みで、現時点では「予約注文」ではなく特典プログラムという位置付けだ。
1万5000円の支払いで発売時に3万円分のクレジットを得られるプログラムと、4万5000円で発売日の優先出荷やシリアルナンバー刻印が付く「初回限定パス」(世界2000台限定)の2種類があり、後者はXREALによれば36時間で完売したとのこと。最終的な価格と構成は、発売時期が近づいた段階で発表されるとのことだ。
Microsoftは6月16日、AIエージェント機能「Copilot Cowork」を全世界で提供開始したと発表した。3カ月間の「Frontier」プレビューを経ての提供開始で、同社によれば、プレビュー期間中にFortune 500企業の半数以上が利用したという。
Copilot Coworkは、複数のツールをまたぐ複雑で長時間に及ぶタスクを、下書きや提案ではなく「完了した成果物」として最後まで実行する点を特徴とする。
処理はクラウド上で動くため、ローカルにファイルを保存せず、PCの電源が切れていてもタスクは継続するとのこと。業務文脈を取り込む「Work IQ」との連携や、Microsoft 365のセキュリティ境界内で動作する点も挙げている。
利用には「Microsoft 365 Copilot」のライセンスが前提となり、Copilot Cowork自体は「Copilot Credits」を単位とした従量課金だ。料金はモデル利用、コンテキスト取得、ツール呼び出し、実行時間の4要素から算出される。
Microsoft 365コネクターを使った「Claude Cowork」とのプロンプトあたりのコスト比較では、Copilot Coworkが平均30〜40%安かったとしている。
動作モデルとして、Anthropicの「Opus 4.8」や「Sonnet 4.6」を採用する。Frontierでは「GPT 5.5」も選べ、自社開発のファインチューニング済みモデル「Cowork 1」も近く投入予定だという。
あわせて、Harvey、Miro、monday.comなど9種のパートナープラグインが提供開始となり、Adobe、Atlassian、Box、Canvaなど8種が近日対応予定とされる。
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