バッテリーは公称で振動オン時10〜12日間、オフ時11〜14日間とされている。Gen 2の最大12日間と比べると、振動をオフにした場合は上回る計算だ。
実際に振動フィードバックを有効にした状態で試したところ、1日当たり約10%の消費というペースで、公称通り10日前後は持った。週1回の充電を習慣にしてしまえば、特に不満を感じる場面はないだろう。
充電ケースは約64(幅)×64(奥行き)×24.5(厚さ)mmと、約67(幅)×67(奥行き)×27(厚さ)mmのGen 2よりわずかにコンパクトになり、全10サイズに対応する。ケースとリングを組み合わせると、150日以上の連続使用が可能とされている。
急速に拡大するスマートリング市場において、Oura RingやGalaxy Ringといった先行する競合デバイスに対し、機能面での差別化を図ることは容易ではない。その中でRingConn Gen 3が打ち出した「血管ヘルス傾向」と「振動フィードバック」は、スマートリングの新たな可能性を示すアプローチとして評価できる。
本機を選ぶかどうかの最大の分岐点は、やはり「血圧計を既に所有しているか(あるいは導入する意思があるか)」、そして「サブスクリプションに対する考え方」の2点に集約されるだろう。
フル機能の利用に月額メンバーシップが必要なOura Ringに対し、RingConnは一貫して「買い切りで全機能が使える」ビジネスモデルを維持している。初期投資こそ約6万円とそれなりに高額だが、長期的なコストパフォーマンスと、指に付けているだけで循環器系の変動トレンドを緩やかに可視化できる手軽さを考慮すれば、既に血圧計を生活に取り入れているユーザーにとっては有力な選択肢となるはずだ。
一方で、血圧計による校正の手間を避けたい人や、純粋に睡眠ログや活動量トラッキングのみを目的に据える人にとっては、本製品の新機能はややオーバースペックかもしれない。その場合は、価格が抑えられた既存のRingConn Gen 2(3万4800円)や他社製品を選択する方が合理的と言える。
スマートリングが単なる「通知や睡眠の計測器」から「日常的なヘルスケアの統合デバイス」へと進化する過渡期において、RingConn Gen 3は自身のライフスタイルや測定目的、そして予算と用途に合わせて選んでほしい。
なお、7月1日までの先行予約期間(公式オンラインサイト/楽天市場公式ストア)は、各色10%オフで購入可能だ。具体的には、ブラッシュドが5万5620円、フューチャーシルバー/ロイヤルゴールド/マットブラックが5万3820円とお得に買えるので、気になる人はチェックするといいだろう。
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