プロナビ

日本HPはなぜ「Rakuten AI」を採用したのか? 岡戸社長に直撃(2/3 ページ)

» 2026年07月31日 18時30分 公開
[井上翔, 田中宏昌ITmedia]

Rakuten AI for Desktopのバンドルは日本限定?

―― 今回の発表をよく見てみると、Rakuten AI for Desktopを「日本国内のHP製PC」にバンドルすることを強調しているようです。海外のHP製PCにバンドルする予定はないのでしょうか。

岡戸社長 今のところは予定していません。先ほども申し上げた通り、(Rakuten AIは)日本語、あるいは日本の環境に根ざしたものですから、まずは日本で成功させることを考えています。

―― (Rakuten AIについて)海外法人から引き合いはないのでしょうか。

岡戸社長 この取り組みは(HPグループ内)でも先端的なものなので、注目を集めていることは確かです。まずは日本できちんと成功させることに注力します。

―― Rakuten AI for Desktopについて「HP製のAI PC向けに最適化」されているとのことですが、御社もチューニングに関わっているのでしょうか。

岡宣明氏(※1) 当社から楽天グループさんに検証用PCを提供して、長期間に渡って検証とチューニングをしていただきました。

―― 長期間というとどのくらいでしょうか。

岡氏 数カ月間ですね。Intel、AMD、Qualcommと全てのプラットフォーム、ノートPCだけでなくデスクトップPCも対象です。

(※1)日本HP パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 CMIT製品部 部長

岡氏 補足的な説明を担当した日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業本部 クライアントビジネス本部 CMIT製品部 部長)

「HP AI Companion」との関係

―― 発表会のプレゼンテーション中に思い出したのですが、HPのCopilot+ PCには「HP AI Companion」もプリインストールされてますよね。Rakuten AI for Desktopと使い分けるのでしょうか。

岡戸社長 HP AI Companionについては、今後の戦略が明確になったら改めて発表の機会を設ける予定です。現時点ではローカルでもしっかりと動く日本語AIという観点でRakuten AI for Desktopを成功させることに集中したいと思います(※2)。

(※2)記事掲載時点において、HP AI Companionは日本語をサポートしていない

HP AI Companion HP AI Companionは日本語に対応していない

―― Rakuten AI for Desktopのプリセットなんですが、OOBE(Windowsの初期設定)で告知される形でしょうか。

岡氏 OOBEではなく、タスクバーとスタートメニューに導入用のアイコンをプリセットする形を取っています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月31日 更新
  1. 13万円切りでCore Ultra 9 185H搭載! 片手で持てるミニPC「GEEKOM IT13 Max」のコスパと実力を検証する (2026年07月30日)
  2. キーボードの中にPCが丸ごとイン! HPが切り開く新ジャンル「キーボード内蔵PC」の使い勝手を徹底検証 (2026年07月28日)
  3. ゲーミングPCをリビングに持ち込むとどうなるか? 話題の「Steam Machine」をSteam Deckユーザーが買ってみた (2026年07月29日)
  4. 苦労して手に入れた「Steam Controller」をPC/スマホ/ARグラスにつないでみた ゲーム体験や実用性は? (2026年07月30日)
  5. アイオー、10GbE接続に対応した5ポート/8ポート搭載アンマネージスイッチングハブ (2026年07月29日)
  6. スマホより小さくポケットに入る「Winmaxle Mobdel B1 ミニ ワイヤレス キーボード」がセールで10%オフの3794円に (2026年07月30日)
  7. フルHDより広く4Kより見やすい! 31.5型ディスプレイ「ProLite XUB3297QSNP-B1J」がテレワークにピッタリな理由 (2026年07月29日)
  8. 手首を動かさず静かなクリック音で作業に集中できる「ロジクール M575SPd」がセールで33%オフの5280円に (2026年07月30日)
  9. Mini LED×240Hz×ペン入力、さらにドッキングも!  EHOMEWEIの"全部入り"16型モバイルディスプレイ「TM-160PW」徹底レビュー (2026年07月31日)
  10. ナカバヤシ、Type-C接続も利用できるポータブルカセットプレーヤー (2026年07月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー