では実際に使ってみよう。接続方式はHDMIもしくはUSB Type-Cで、HDMI接続でタッチ操作を行う場合はUSBケーブルを接続する必要がある。
なお、USB Type-Cは2ポートあるが機能は同一ではなく、ノートPCは2番目(向かって下)、スマホやタブレットは1番目(向かって上)への接続が推奨されている。マニュアルによると、ノートPCを1番目に接続すると最大輝度が得られない場合があるとのことだが、本体にシルク印字されているアイコンではノートPCはどちらに接続しても構わないように書かれているので少々紛らわしい。下のポートの優先順位が高い、と覚えておけばよいだろう。
本製品の特徴の1つに、右側面に配置されたUSB Standard-Aポートがある。この拡張ポートはマウスやキーボード、さらにはUSBメモリなど「比較的消費電力の少ない」デバイスを接続して使える、1ポートハブとでも呼ぶべき存在だ。分配機能こそないが、PCがデスクの下などにある場合、本製品にこれらのデバイスを接続できるのは重宝する。利用可能なのはUSB Type-C接続時のみで、HDMI接続時には利用できない。
一方の弱点は、縦置きに実質非対応であることだ。標準のスタンドは横置き専用で、さらに本製品はVESAマウント穴もないため、縦置きで使うには市販のタブレットスタンドを用いるのがベターということになるが、背面の段差のせいで不安定になりがちで、ボタンが下敷きになるなど構造面がネックになる。基本的に横置き専用モデルと考えておいた方がよいだろう。
本製品はパワーパススルーにも対応している。本製品に最大出力100WのUSB Power Delivery充電器を接続したところ、ノートPCからは60Wの電源に接続していると認識された。ちなみに付属の充電器はUSB Type-C仕様ではなく出力が足りないため、このパワーパススルーを利用する場合はUSB PD充電器を別途用意する必要がある。
OSDメニューについても見ていこう。OSDメニュー操作用のボタンは本体右側面に配置されている。前回までに紹介したプリンストンやサンワサプライのタッチ対応製品と異なるのは、このOSDメニューはメインメニューの表示にこそ側面ボタンを用いるが、その後の項目選択や決定などの操作はタッチで行うことだ。
側面ボタンを使ってフォーカスを移動させるよりも直感的に扱えるので、こちらの方が好みという人も多いだろう。メニューはアイコン主体ゆえに初見では意味を理解しづらいことはあるが、テキストや色がふんだんに使われており、慣れれば問題ない。
なお明るさおよび音量の調整については、メインメニューを経由せずに呼び出せるショートカットも用意されている。
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