実売2万円台でタッチ対応&USBハブ搭載! バーベイタムの14型モバイルディスプレイ「PMT-14」を試す:モバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2026年08月26日 10時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

マウスなどを接続できる拡張ポートを搭載 縦置きには実質非対応

 では実際に使ってみよう。接続方式はHDMIもしくはUSB Type-Cで、HDMI接続でタッチ操作を行う場合はUSBケーブルを接続する必要がある。

 なお、USB Type-Cは2ポートあるが機能は同一ではなく、ノートPCは2番目(向かって下)、スマホやタブレットは1番目(向かって上)への接続が推奨されている。マニュアルによると、ノートPCを1番目に接続すると最大輝度が得られない場合があるとのことだが、本体にシルク印字されているアイコンではノートPCはどちらに接続しても構わないように書かれているので少々紛らわしい。下のポートの優先順位が高い、と覚えておけばよいだろう。

photo 2基のUSB Type-Cポートは仕様が異なる。接続可能なデバイスはアイコンを見て判断できる
photo 14型のモバイルPC「ThinkPad X1 Carbon Gen9」(左)との比較。画面はやや青みが強い
photo 斜め方向から見たところ。変色はもちろん、端が暗くなるなどの症状も見られない
photo ポートは側面から出ているため、隣にノートPCを並べるとコネクターが干渉する場合がある
photo 背中合わせにしてのプレゼン用途でも奥行きが狭く、最小限のフットプリントで設置できる

 本製品の特徴の1つに、右側面に配置されたUSB Standard-Aポートがある。この拡張ポートはマウスやキーボード、さらにはUSBメモリなど「比較的消費電力の少ない」デバイスを接続して使える、1ポートハブとでも呼ぶべき存在だ。分配機能こそないが、PCがデスクの下などにある場合、本製品にこれらのデバイスを接続できるのは重宝する。利用可能なのはUSB Type-C接続時のみで、HDMI接続時には利用できない。

 一方の弱点は、縦置きに実質非対応であることだ。標準のスタンドは横置き専用で、さらに本製品はVESAマウント穴もないため、縦置きで使うには市販のタブレットスタンドを用いるのがベターということになるが、背面の段差のせいで不安定になりがちで、ボタンが下敷きになるなど構造面がネックになる。基本的に横置き専用モデルと考えておいた方がよいだろう。

 本製品はパワーパススルーにも対応している。本製品に最大出力100WのUSB Power Delivery充電器を接続したところ、ノートPCからは60Wの電源に接続していると認識された。ちなみに付属の充電器はUSB Type-C仕様ではなく出力が足りないため、このパワーパススルーを利用する場合はUSB PD充電器を別途用意する必要がある。

photo 縦置きには標準では対応しておらず、タブレットスタンドなどを使う必要がある。ケーブルが上から突き出すなどの問題点は少なからずある
photo パワーパススルーにも対応する。最大100W出力のUSB PD充電器を接続したところ、ノートPCでは60Wの電源につないでいると認識された

 OSDメニューについても見ていこう。OSDメニュー操作用のボタンは本体右側面に配置されている。前回までに紹介したプリンストンやサンワサプライのタッチ対応製品と異なるのは、このOSDメニューはメインメニューの表示にこそ側面ボタンを用いるが、その後の項目選択や決定などの操作はタッチで行うことだ。

 側面ボタンを使ってフォーカスを移動させるよりも直感的に扱えるので、こちらの方が好みという人も多いだろう。メニューはアイコン主体ゆえに初見では意味を理解しづらいことはあるが、テキストや色がふんだんに使われており、慣れれば問題ない。

 なお明るさおよび音量の調整については、メインメニューを経由せずに呼び出せるショートカットも用意されている。

photo OSDメニュー操作用のボタンは本体右側面に配置されるが、メインメニュー表示後は画面タッチで操作できるので利用頻度は低い
photo メインメニュー。タッチで操作しやすいデザインだ
photo メニューはアイコン主体なため初見では意味を理解しづらいことはあるが、テキストや色がふんだんに使われていることもあり、慣れれば問題ない
photo メインメニューを表示させずに上ボタンを押すと輝度調節のメニューが表示される
photo メインメニューを表示させずに下ボタンを押すと音量調節のメニューが表示される

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