約10年ぶりに復活したフリップディスプレイ、そして最新世代のCPUを搭載したことでモバイルノートPCとして高い性能を備えるVAIO Tだが、使い込む観点では「どれだけ“自分色”に染めやすいか?」という点も重要だ。
メーカー製ノートPCの場合、“自分色”にこだわるなら「購入時のCTOメニューの豊富さ」も重要だが、「購入後にユーザーでカスタマイズできる要素がどこまであるか?」というポイントも忘れてはならない。
その点でいうと、VAIO TにはVAIO独自のユーティリティーアプリ「VAIOの設定」がプリインストールされている。このアプリでは「システム情報の確認」や「バッテリー充電容量のしきい値設定」といった、ノートPC向けユーティリティーアプリにおいておなじみの設定も用意されているが、よく見てみると、“自分色”に染める上で重要な項目が用意されている。「キーボードの設定」だ。
最近のVAIOノートPCでは、F12キーに「VAIOオンライン会話設定」を開くためのショートカットが用意されているのだが、ここに割り当てる機能を変更できるのだ。他にも左右の「Ctrl」キー、「Caps Lock」キー、「Fn」キー、「Copilot」キーの機能も変更可能だ。
他のメーカーにもキーカスタマイズに対応するノートPCはあるが、UEFI(BIOS)設定に入らないと設定できないケースもある。Windows上で設定を変えられるのは、とてもありがたい。
VAIO Zから10年ぶりのフリップディスプレイを搭載したVAIO Tは、最近では珍しいコンパーチブルでもデタッチャブルでもない2in1 PCだ。ただ、いわゆる“色物”ではなく、しっかりノートPCとして使える性能と完成度の高さを備えている。
ディスプレイを回転させることで利用できるタブレットモード、ビューモードは対面での打ち合わせでも便利に使えるだけでなく、大画面のディスプレイにつないだ際にデスクスペースを有効活用するのに使いやすい配置を行う際にも便利に使える。
バッテリー稼働時間が長いことも含め、使う場所にとらわれず、高い性能は使い道も選ばない。まさにハイブリッドワーク時代に最適なノートPCとして、1つの正解といえる。
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