OSDメニューについて見ていこう。OSDメニュー操作用のボタンのセットが、いずれも本体中央ホルダー部の上に配置されている。左右の画面を連動して調整することはできず、あくまで手動でそれぞれの画面について調整を行う仕組みだ。
ボタン数は項目移動用の+/−ボタンと決定ボタンの3つだが、正面から見て左側が−、右側が+ということで、OSDメニューでは上下移動が感覚的に逆になり、やや違和感がある。ちなみに、戻るボタンは用意されておらず、中央の決定ボタンの長押しで代用するが、こちらは慣れれば問題はない。
メインメニュー以下のUIは、他社のモバイルディスプレイでもよく見かけるデザインで、一般的な階層構造ゆえ直感的に使いやすい。なおメインメニューを表示していない状態で+/−ボタンのいずれかを押すと、明るさ調整の画面をダイレクトに呼び出せる。
以上ざっと見てきたが、ノートPCの左右に取り付ける2画面ディスプレイとしてはいい意味で無難で、致命的な欠点もない。重量バランスがあまりよくないため、設置時に一工夫が必要な場合もあるが、これは同様の観音開き仕様のディスプレイ固有の症状で、本製品だけの問題というわけではない。
実売価格は3万9800円と安い上に、セールでさらに値下げされていることも多く、かつ保証期間が3年と長いなどのメリットもある。
ただし、トリプルディスプレイで横向きに3つの画面を並べるのは、それなりに場所を取ることは認識しておきたい。デスクトップでトリプルディスプレイを構築する場合も、左右のディスプレイは幅の関係で縦向きにする場合が多いはずで、本製品の場合、14型とはいえ、横方向に3つの画面が並ぶことから、設置時は相応のスペースが必要となる。
本製品の場合、片側だけを畳んで使うこともできるが、それならば初めから単体のモバイルディスプレイを調達した方が、価格的にも持ち歩く時の重量からしても有利だ。3つの画面が必須ならば選択肢としてはありだが、スペースに余裕がある環境に設置した時の見た目のよさに目を奪われず、自分の使い方および設置先に合うかどうかを(特に利用するのが外出先の場合は)慎重に見極めることをお勧めしたい。
ソースネクスト、ノートPCに14型パネル×2面を増設できるデュアル拡張ディスプレイ
上下2画面で21型相当の圧倒的作業領域! 実売約7万円で手に入るサンコーの2画面モバイルディスプレイを試す
持ち運べる21型相当のディスプレイ! 14型×2画面でコスパに優れるアイ・オーのモバイルディスプレイ「LCD-YC1412DX」を試す
モバイルディスプレイの“置き場所問題”はこれで解決! マグネットスタンドが優秀な「エスプレッソ ライト 15」を試す
実売2万円台でタッチ対応&USBハブ搭載! バーベイタムの14型モバイルディスプレイ「PMT-14」を試すCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.