35mmフルサイズの1110万画素CMOSセンサーを搭載したプロ用一眼レフデジカメ−−スタジオ撮影向け
EOS-1Ds
キヤノン販売
2002年11月下旬 発売
「EOS-1Ds」は、撮影素子に35mmフルサイズの有効画素数1110万画素CMOSセンサーを搭載した、プロ用一眼レフデジタルカメラ。従来機種の「EOS-1D」がスポーツ・報道写真などスピード撮影を重視しているのに対し、EOS-1Dsはポートレートのスタジオ撮影など、銀塩並みの高画質を追求している。同社の「EFレンズ」をそのままの画角で使用でき、現行の35mm一眼レフカメラと同じ感覚で撮影できる。
ボディ外装には、軽量で高強度なマグネシウム合金を採用し、徹底した防滴・防塵構造を施すことで、プロの過酷な撮影条件に耐える高い信頼性を確保したという。シャッタースピードは1/8000〜30秒で、バルブ撮影も行える。最大記録解像度は4064×2704ピクセル。対応メディアはコンパクトフラッシュ(TYPE II)で、PCとの接続にはIEEE1394ポートが用意されている。
このほか、45点エリアAFや21分割評価測光、5種類のカラーマトリクスと10種類のホワイトバランスモード、カスタマイズ機能など、従来モデル「EOS-1D」や、銀塩カメラ機「EOS-1V」の基本性能と操作性を継承している。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は95万円前後の見込み。
なお、4MピクセルCCD＆光学4倍ズーム搭載モデル「PowerShot G3」、4MピクセルCCD＆3倍光学ズーム搭載モデル「PowerShot S45」、3.2MピクセルCCD＆2倍光学ズーム搭載モデル「IXY DIGITAL 320」も同時に発表された。
スペック
| 製品名 |
EOS-1Ds |
| 撮像素子 |
35mmサイズCMOSセンサー |
| 画素数(総/有効) |
1140/1110万画素 |
| 対応レンズ |
キヤノンELレンズ群 |
| レンズマウント |
キヤノンELレンズ |
| 感度(ISO) |
ISO100〜1250相当 |
| 焦点調節 |
オート/マニュアル |
| 最高品質時の最大画像解像度(W×H) |
4064×2704ピクセル |
| シャッタースピード |
1/8000〜30秒、バルブ |
| 露出補正 |
あり |
| ストロボ |
なし(シンクロ端子あり) |
| 液晶ディスプレイ |
2.0インチ |
| 動画記録機能 |
なし |
| 記憶メディア |
コンパクトフラッシュ(TYPE II) |
| 画像ファイル形式 |
JPEG、RAW |
| 電源 |
ニッケル水素パックNP-E3、ACアダプタ |
| PCとのインタフェース |
IEEE1394 |
| 対応OS |
Windows 98SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.6以降、Mac OS X 10.1以降 |
| サイズ(W×D×H) |
156×79.9×157.6mm |
| 重量 |
1265g(本体のみ) |
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