ロープロファイルPCIサイズに対応したハードウェアMPEG2エンコード機能搭載のTVキャプチャ製品
MTV2200 SX
カノープス
2002年6月下旬 発売
「MTV2200 SX」は、ハードウェアMPEG1/2エンコーダ搭載のキャプチャボードと、TVチューナーボックスで構成される製品。特徴は、同社が2月に発売した前モデル「MTV2000」では内蔵だったTVチューナー部を、外付け(PC筐体外部)のチューナーボックスに分離し、通常のPCIボードより小さいロープロファイルサイズに対応したこと。これにより、スリム型デスクトップPCでも搭載可能だ。
「MTV2200 SX」
左：外付けのTVチューナーボックス、右：キャプチャーボード
本製品は、放映中のテレビ番組を停止/再生できる「タイムシフト再生」や、録画中の番組を最初から再生する「追いかけ再生機能」などを装備している。また、Web上のテレビ番組情報サイト「テレビ王国」のリモート録画予約サービス「iCommand」を利用して、iモードや外出先のPCから番組表をチェックしたり、遠隔操作で録画予約が行える機能を新しく搭載した。そのほかの機能は、MTV2000と同じ。DVDオーサリングソフト「DigiOn Author LE」や、DVD-VRダイレクト記録対応ソフト「DVD-MovieAlbum for Canopus」などを同梱している。価格は6万9800円。
スペック
| 製品名 |
MTV2200 SX |
| MTV2200 SXボード |
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| ビデオ入力部 |
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| ビデオ入力信号 |
NTSC |
| ビデオ入力端子 |
7ピンミニDINコネクタ×1 |
| 入力映像調整 |
Hue、Saturationを調整可能 |
| オーバーレイ表示 |
ビデオ入力映像、再生映像をPC画面にオーバーレイ表示可能 |
| オーバーレイ映像調整 |
Brightness、Contrast、Saturationを調整可能 |
| オーディオ入出力部 |
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| オーディオ入力 |
RCAピンジャック(赤/白) |
| オーディオ出力 |
3.5φステレオミニジャックまたはサウンドカード内部接続用コネクタ(付属のオーディオケーブルを使用) |
| サンプリング周波数 |
32kHz、44.1kHz、48kHz |
| データ幅 |
16bit |
| MPEGエンコード部 |
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| ビデオ圧縮 |
ISO/IEC 13818-2(MPEG2)、ISO/IEC 11172-2(MPEG1) |
| ビデオ画素数 |
720×480(Standard)、352×480(Half)、352×240(SIF) |
| ビデオビットレート |
MPEG2 Standard 4M〜15Mbps、MPEG2 Half D1/SIF 2M〜8Mbps、MPEG1 SIF 1M〜1.8Mbps |
| オーディオ圧縮 |
ISO/IEC 11172-3 Layer 2(ソフトウェアによるリアルタイム圧縮)、圧縮なし(リニアPCMによるWAVEファイルを作成) |
| オーディオビットレート |
128k、160k、192k、224k、256k、320k、384kbps |
| 多重化 |
ISO/IEC 13818-1 MPEG2 プログラムストリーム、ISO/IEC 11172-1 MPEG1 システムストリーム、多重化なし(ビデオ、オーディオの各ファイルを作成) |
| MTV2200 SX テレビチューナーユニット |
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| テレビ受信部 |
NTSC(日本地域対応)、音声多重/ステレオ放送対応(TV音声の音質調整が可能)、受信可能チャンネル VHF 1〜12、UHF 13〜62、CATV C13〜C63、ゴーストリデューサー機能搭載、電波受信感度のマニュアル調整機能搭載 |
| 入力端子 |
前面：S(ミニDIN4ピン)×1、S用ステレオオーディオ(RCA)×1系統、コンポジット(RCA)×1、コンポジット用ステレオオーディオ(RCA)×1系統。背面：アンテナ入力、USBレセプタクル(シリーズB：USB Version 1.1準拠)×1、ACアダプタ用端子 |
| 出力端子 |
背面：S(ミニDIN7ピン)×1、コンポジット(RCA)×1、ステレオミニ×1 |
| AVセレクタ部 |
映像：コンポジット出力へは、TVチューナーとコンポジット入力を切り替えS出力へは、S入力をスルー出力。音声：ステレオミニジャックへ、S/コンポジット/TVを切り替え |
| 外形サイズ |
幅146×奥行き121×高さ41mm |
| 本体重量 |
720g |
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