ミルモと電通、デバイスやOSを問わないコンテンツ配信プラットフォームをリリースWindows Phone “Mango”にも対応(1/2 ページ)

» 2011年07月01日 19時08分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ミルモと電通は7月1日、マルチOS・マルチデバイスに対応したコンテンツ配信プラットフォーム「ROTA2U」と、クライアントアプリ「media2U」の提供を開始した。

 ROTA2Uは、ミルモのコンテンツ配信システム「ROTA」に、電通が開発したコンテンツの権利許諾コード方式「DRPC」を組み合わせたシステム。DRM(デジタル著作権管理)にはマイクロソフト「PlayReady」を採用した。ROTA2Uの各機能はMSのクラウドサービス「Windows Azure Platform」を利用して提供される。

photophoto ミルモのコンテンツ配信システムROTAに、電通が開発したコンテンツの権利許諾コード方式DRPCを組み合わせた「ROTA2U」

photophoto DRMにはMSの「PlayReady」を採用し、デバイスやOSを問わずにコンテンツの権利許諾管理が行える

 PlayReadyによりコンテンツの著作権管理をデバイスを超えて共有できるなど、ROTA2Uはマルチデバイス・マルチOS・マルチユースに対応したプラットフォームであることが特徴。サービス開始時の対応機種はAndroidを搭載するスマートフォンとタブレットのみだが、年内をめどにiOSやWindows Phoneなどのモバイル向けOSに対応させるほか、PC(Windows、Mac OS)やスマートテレビといったデバイスも、秋以降にサポートするという。

 ROTA2Uで利用できるサービスは、7月11日開始の「マイシアター」(動画配信)を皮切りに、7月19日から「オリコンミュージックストア」「レゲエZION」(ともに音楽配信)、「メロ歌っちゃ王」(着メロ配信)、「カラオケ歌っちゃ王」(カラオケ配信)をラインアップしており、8月には「テレビドガッチ」(TV番組配信)やナクソス・ジャパンによるクラシック音楽の配信なども始まる。配信可能なコンテンツは動画と音楽に加え、電子書籍やゲームにも年内に対応する予定だ。

photophoto マルチデバイス・マルチOSに対応するCMSや決済システムも提供。CPはより低いコストでスマートデバイス向けのコンテンツ配信が可能になる

photophoto ROTA2UはMSのパブリッククラウド「Windows Azure」を利用しており、一時的な配信サーバの増強など柔軟な運用が行える(左)。ミルモと電通は、ROTA2Uの海外展開も積極的に行っていく方針だ(右)

 ROTA2UではCMSや決済システム、広告配信システムも複数デバイスに対応しており、コンテンツプロバイダー(CP)は各デバイス向けのコンテンツ配信と最適化、課金対応が低コストで行える。また、複雑な権利情報をDRPCが処理するため、生じた売上の配分も容易に行えるようになるという。配信システムにもWindows Azureを利用しており、コンテンツ数の増加に伴うサービスの拡張や、配信サーバの一時的な増強などにも柔軟に対応する。

photo クライアントアプリのmedia2U

 クライアントアプリのmedia2Uは、NTTドコモのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」にプリインストールされており、バージョンアップによってROTA2U配信サービスに対応する。シャープ製ではさらにドコモ向けの「LYNX 3D SH-03C」、au向けの「IS03」「IS05」「AQUOS PHONE IS11SH」「AQUOS PHONE IS12SH」、ソフトバンクモバイル向けの「GALAPAGOS 003SH」「GALAPAGOS 005SH」「AQUOS PHONE 006SH」「AQUOS PHONE 007SH」などが対応。ほかにも、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の「P-07C」や、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製のドコモ向け「MEDIAS N-04C」「MEDIAS WP N-06C」とau向け「G'z One IS11CA」、HTC製のau向け「HTC EVO WiMAX ISW11HT」、ソフトバンクモバイル向け「Desire HD」「Desire X06HT/X06HT II」、イー・モバイル向け「Aria (S31HT)」などに、7月から9月にかけて対応する。

 media2Uは、日本エイサー製のAndroidタブレット「ICONIA TAB A500」にもプリインストールしており、こちらでは士郎正宗氏原作のアニメシリーズ「APPLESEED XIII」の全13話を無料配信する。

各コンテンツプロバイダーのサービス開始日と対応端末について、プレリリースに誤りがあったため、記述を変更いたしました
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  3. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  6. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  7. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
  8. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. 「Pixel 10a」と「Pixel 10」どちらを選ぶ? 実機比較で分かった「約5万円差の価値」と「明確な違い」 (2026年04月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年