凸版印刷は8月中旬から、iPadを活用した店頭手書き申込ソリューション「HandyForm」を発売する。価格は初期導入費用が250万円から、月額が5万円から。
HandyFormは、店頭などでの申込書の記入やアンケートの回答を、iPadを通じて手書きで行えるようにするソリューション。入力された手書き文字は、複数文字の同時入力や、漢字とかなが混ざった手書き入力にも対応するMetaMoJiの手書き文字認識エンジン「mazec web client」でテキスト化される。
HandyFormは、iPadの調達からアプリの用意、申し込み書/アンケートフォームのデザイン、項目のカスタマイズ、iPadへのインストール、フォーム内容の更新といった運用までをトータルに提供。また、入力された個人情報は、凸版印刷のデータセンター「TOPICA」上のセキュアなWebフォームに格納され、ダイレクトメールやカードの発行・発送業務との連係にも対応する。
同社は今後、店頭で申し込み業務を行うカード業界や保険業界のほか、店頭でアンケート業務を行う自動車業界や化粧品業界に向けて、HandyFormを提案するとしている。
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