パンカクは11月14日、スマートフォンアプリにソーシャル機能を追加するためのSDK「Pankia」のプラットフォーム利用者数が、同日1000万を突破したことを発表した。また、これまで指定デベロッパーのみに公開していたPankiaを一般公開し、Webサイトから誰でも利用登録できるようにした。
PankiaはiOSとAndroidに対応しており、アイテム管理、ストア機能、対戦マッチング、ランキング、アチーブメント、TwitterやFacebookとの連携機能などが提供される。同SDKを使用することで、デベロッパーはコストをかけず、自社アプリにソーシャル機能を追加できる。また、Pankia内でのプロモーションを行える点も特徴。米App Storeのランキングで有料1位を獲得したiPhoneアプリ「LightBike」などのヒット作が、Pankiaを導入している。
2010年6月の公開から18カ月で、利用者数が1000万ユーザーを突破した。大半が海外ユーザーで、スマートフォンデベロッパーが抱える海外ユーザーとしては、日本最大級の規模となるという。
パンカクは今後、Pankiaプラットフォームを改善していくとともに、スマートフォン向けのソーシャルゲーム開発ラインを増強する予定だ。
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