MMD研究所、スマホユーザーのブランド認知やアプリ利用実態などを調査調査リポート

» 2012年02月01日 21時24分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 MMD研究所は1月31日、スマートフォンユーザーの意識調査の結果を発表した。調査は1月20〜24日まで、スマートフォンユーザーを対象に実施したもので、有効回答数は900人。スマートフォンのブランドの人気や、アプリの利用実態、ケータイからの乗り換えに関する意識、無線LAN機能の利用状況などを調査している。

スマートフォンのブランドについて

 対象者に「スマートフォンといえば思い浮かぶブランド」について聞くと、「iPhone」と回答した人が94.6%で最多だった。これに「Xperia」が65.8%、「Galaxy」が64.6%と続いた。「次回機種変更するなら選びたいブランド」についても、「iPhone」(59.7%)、「Xperia」(25.6%)、「Galaxy」(17.2%)と、順位は変わらなかった。

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端末の使いこなし度やアプリの利用について

 スマートフォンをどのくらい使いこなせていると思うかを聞くと、50.9%が「十分に使いこなせている」と答え、最多だった。次に多かったのが「あまり使いこなせていない」で33.9%。「完璧に使いこなせている」と回答した人は8.3%と1割を切った。

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 ダウンロードアプリ数の平均は35個で、有料アプリ限定だと平均8個という結果になった。良く使用しているアプリの平均は9個だった。アプリのダウンロード数が「1〜20」だったユーザーには、アプリをあまりダウンロードしない理由についても聞いた。最多の答えは「端末のストレージ容量が気になる」で、38.2%だった。また、37.1%という僅差で「ウイルスなど、セキュリティ面が不安だから」がこれに続いた。

 「有料アプリ」をダウンロードしたことがあるユーザーは全体の56.2%。購入を検討するアプリのジャンルを聞くと、「有名ゲーム」が30.6%、「ミュージック系」が26.3%、「地図、ナビ・交通系」が25.2%、「セキュリティ」が23.9%で上位を占めた。


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スマートフォンへの乗り換えに関する意識や不満

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 従来のケータイからスマートフォンに乗り換える際に不安に思ったことについては、「通信料金が高くなりそう」という回答が58.3%、「タッチパネルの使いづらさ(不慣れ)」が39.4%、「使いこなせる自信がない」が31.8%だった。

 現在のスマートフォンの料金プランに対しては、「どちらかというと満足」が最も多く、37.7%を占めた。「どちらかと言うと不満」は32.7%、「かなり不満」が8.4%、「非常に不満」が5.6%だった。

Wi-Fiの利用状況

 Wi-Fiの利用状況は、「自宅での利用(頻繁に使う+時々使う)」が65.9%だったのに対して、「屋外での利用(頻繁に使う+時々使う)」は38.2%にとどまった。3G、Wi-Fi、次世代通信規格などのネットワークの使い分けに関しては、「意識したことがない」との回答が最も多く、37.8%だった。

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