Pocket-lintに、「HTC One X」「iPhone 4S」「Xperia S」「Galaxy SII」「Lumia 800」という5機種のカメラの性能比較記事が掲載された。
一枚の写真を5等分にして、各スマートフォンで撮影した画像をつなぎ合わせている写真もあり、それぞれの特徴がよく分かる。
結論を言えば、「HTC One X」はフォーカスもキャプチャも高速で、UIも分かりやすいが、赤味が強いという弱点がある。「iPhone 4S」はインタフェースに融通性がなく、キャプチャも非常に速いとまでは言えないが、パフォーマンスが安定しており、良い写真が撮れることは間違いないという。
「Sony Xperia S」は最も解像度の高いセンサーを装備しているが、撮影結果には目立つほどの差は見られなかったものの、優れたインタフェースとメカニカルなカメラボタンが使いやすいという。「Samsung Galaxy SII」は、素晴らしいショットもあるものの露出が若干不安定。「Nokia Lumia 800」は、今回のテストでは安定した結果がでず、あまりパフォーマンスが良くなかったそうだ。露出に問題があるようなのと、スピード不足が弱点。
なお、写真はたいていのユーザーがそうであるように、セッティングの調整をせずに撮影。また撮影した画像の編集も行っていないそうだ。見比べてみて下さい。
iPhoneの上をちっちゃなクルマが走り、街並みが流れていく――。そんな可愛らしいムービーがPSFKで紹介されている。
ロサンゼルス在住の3DアーティストMike Koさんが、Otis College of Art & Designの卒業制作で作ったアニメーション。「iPhone Diorama」というタイトル通り、カラフルで可愛らしいジオラマが楽しめる。
「もっと見ていたい」と思わせるこの作品、制作には3カ月かかったとか。長編バージョンもあったらいいのに。
オーストラリアの大学生が、デジタル聴診器を発明したと、news.com.auが報じている。スマートフォンに接続し、肺炎を診断できるという。
このデバイスはユーザーの呼吸パターンと肺の音を聞き、アプリを介して医療データベースでこれをチェックし、診断と治療計画を得るという。メルボルン大学の学生たちが、小児肺炎を早期発見するために開発したもので、既存のソリューションと比べて4000%安価だそうだ。
同システムは、開発途上国が抱える問題にソリューションを提供する、斬新なテクノロジー構築を競い合うコンペティションである、Microsoftの「2012 Imagine Cup」に参加しており、7月6日から10日までシドニーで開催されるグランドファイナルに勝ち残っている。
デジタル聴診器がスマートフォンに接続された様子は、見慣れないせいかちょっぴりヘンなかんじだが、将来的にはこうしたソリューションが医師の通常装備になるかもしれない。
Digital Trendsが、ガラスにもくっつくiPhoneケースというか、カバーというか、スキンというか……というようなものを紹介している。名称はそのものズバリの「Resin」(樹脂)。
粘着性があるため、窓ガラスなどにiPhoneをペッタリ貼り付けて使用することができる。片手がふさがっている時などは便利そうだ。と思ったら、Digital Trendsの記事では「ウインドウを下ろさずに車の中から写真を撮りたい人に便利」とあった。片手でもあれこれ操作したいのは私でした。すいません。価格は15.50ユーロ、もしくは20ドル。
Siriに、とある隠された機能があるのをご存知だろうか? 実は……端末が盗まれたりして、不正なアクセスを受けた場合、ユーザーを保護する機能が搭載されているのだ。すなわちiPhoneを破壊する機能だ!
――という面白いコンセプトで、Aatma Studiosというデジタル・デザイン事務所が楽しいビデオを制作している。ちなみにビデオに登場しているのは、Aatma Studiosの以前のビデオに登場した新しいiPhoneだ。ビデオの結末は、若干心臓に悪いけれど笑えます。
シーク教徒の権利擁護団体が、空港でボディチェックを受ける際に不当に扱われたと感じたら、ただちに政府に苦情を申し立てられる無料スマートフォンアプリ「FlyRights」をリリースしたと、Daily Mailが報じている。
Sikh Coalitionがリリースしたこのアプリは、月曜の深夜にリリースされ、朝10時までにジェンダーと宗教がらみで2件の苦情が寄せられたそうだ。アプリのリリースは、国土安全保障省と運輸保安局(TSA)に通知されており、どちらの機関も苦情の申し立てを行うため、それぞれのシステムを使用することを許可している。
このアプリは2001年9月11日以来、テロの疑いで厳重なチェックを受けさせられている米国のシーク教徒の要望により考案されたもの。機械でのチェックで何ら問題がなくても、ターバンを取るよう命じられたり、過度ななボディチェックを受けさせられたりといった事例が増えているためだ。
Sikh CoalitionのAmardeep Singh氏は、アプリによって苦情を申し立てやすくなり、その数が爆発的に増加すれば、TSAも問題を認識するのではないかと期待を寄せている。
なお、シーク教徒のために考案されたとはいえ、人種に基づいた差別や、その他の不当な扱いを受けたと感じた人は、誰でもアプリを利用できるようだ。iPhone版とAndroid版がある。
モバイルとは関係ないが、資金調達サイト「Kickstarter」で興味深い眼鏡のプロジェクトが進行中だと、TechCrunchが紹介している。
ボタンを押すとサングラスになるという眼鏡で、自分の視点からビデオも撮影できるという。スマートフォンなどを取り出すと、撮影していることがバレバレだが、このガジェットだと気づかれないので用途によっては便利かもしれない。
現在、97人が出資を約束しており、5万ドルの目標額に対して1万6000ドル以上が集まっている。199ドルの出資で、実売価格は299ドルとなる予定のこの眼鏡をプレオーダー可能だ。
とはいえ、このような機能に必要なハードウェアや通信機能などを眼鏡のフレームに仕込むのは、かなり大変そうだと、TechCrunchの記事は指摘している。ARアプリにも対応するようで、GoogleのProject Glassレベル並みとはいわないまでも、かなりの開発力が必要とされそうだが、果たして……?
Recombu.comでCase Mateのスマートフォンケースが紹介されている。
アメコミファンならたまらないMarvelコレクションには、Iron Man、HULK、Thor、Captain Americaなどのバージョンがある。BlackBerry、iPhone 3GS/4/4S、Samsung Galaxy Sに対応。価格は40ドルとなっている。
以前ご紹介したスマートフォン対応ウォッチ「Pebble」のように、「Kickstarter」で出資者を求め、目標額を軽くクリアした人気の高いプロジェクト10種を、DVICEが紹介している。
安全に走行するため、自転車の車輪にLEDを装着し、前からも後ろからも横からも見えるようにした「Revolights」、高解像度のカメラを搭載したレイバン風のサングラス「Eyez」、まったくフラストレーションを感じずにiPhoneをドッキングさせることができるドック「Elevation Dock」などなど。
Elevation Dockは、それほど華々しいアイデアのようには見えないが、最終的に150万ドル近い出資を得ている。それだけ「ドックにうまくはまらない」「取り出すのにイライラする」というユーザーが多かった、ということだろう。
人々のニーズをいかに捉え、どれだけ魅力的にプレゼンテーションするかが勝負のKickstarterは、見ていて飽きないサイトだ。日本発の素敵なプロジェクトが登場しないかと、日々見守っている今日この頃です。
それはともかく、10種のプロジェクトにはそれぞれ紹介映像があるので、連休のひととき、お楽しみ下さい。
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