iPhoneを仕込めるブラジャー、続報海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年05月08日 14時53分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

iPhoneを仕込めるブラジャー、続報

 iPhoneなどの貴重品を収納できる「JoeyBra」の使い心地はどんなものなのか? GeekWireが続報として、シアトルのテレビ局KING-TVによる試着実験紹介している。

 番組でJoeyBraを購入し、Rat City Rollergirlsのメンバーの2人が、ブラの脇部分にあるポケットにスマートフォンを仕込んで練習に挑む、という内容。ローラースケートを履いて疾走し、ぶつかり合ったりもするため、一方のスマートフォンはすぐに落下してしまった。「やはり」というべきか、「かなり激しく身体を動かしても、落ちるとは限らない」というべきか、微妙なところ。

 番組最後に、消費者の味方Jesse Jonesさんが、屈強な胸板にブラを当てているシーンが笑えます。

血圧、体温、呼吸数をスマホに送信するハイテクブラ

 モバイルの記事なのに、なぜかブラジャー2連発! こちらも同じくブラジャーの話題です。とはいえ、Daily Mailが紹介しているこちらのスポーツブラの方がさらにハイテク。身につけている人が心臓発作を起こしたら、医者に知らせる機能が搭載されているのだ。

 アーカンソー大学のエンジニアが開発したこの「eブラ」、血圧、体温、呼吸数といった生体信号を計測するセンサーが搭載されており、情報はBluetoothやWi-Fiを介してスマートフォンやPCに送信される。リアルタイムで連続的なモニタリングが可能なため、わずかな病理生理学的変化も見逃さないという。前述の通り、従来の心電計と同様の機能も装備しており、心臓発作の兆候もキャッチ。またGPS機能を使えば、患者が世界のどこにいても追跡できる。

 現在、モジュールのサイズは1.5(縦)×0.7(横)×0.25(厚み)インチだが、研究者たちは今後、より小型化できると考えている。ちなみに、男性向けには「eベスト」が用意されているそうです。

未来のスマホは手袋型?

 将来、スマートフォンは手袋のような形になるかも――DVICEがそんなガジェットを紹介している

 ミルウォーキー在住のデザイナー、Bryan Ceraさんによる「Glove One」は、ウェアラブルなモバイルコミュニケーションデバイス。写真をご覧いただけば分かる通り、アーマーっぽいデザインがクールなガジェットで、現在はプロトタイプだ。

Photo Glove One

 関節部分の内側にあるボタン的なものをプッシュしてダイヤルし、スマートフォンと連動させている様子を映像で見ることができる。

 Ceraさんによると、Glove Oneは新機軸を目指しているのではなく、「我々がテクノロジーやソーシャルメディアに関わっていくために、何を犠牲にしても良いと考えているのかを問うプロジェクト」なのだそうだが、個人的にはイノベーションの方角でお願いしたいガジェットです。

“ダッシュボードもキーもスマホ”なスクーターの続報

 以前にご紹介した、スマートフォン対応スクーターのレンタルを計画中のスタートアップ企業Scoot Networksについて、GigaOMがその後の様子をリポートしている。

 このスクーターは、スマートフォンがキーとダッシュボードの役割をするもの。正式サービスの提供に向け、本拠地のサンフランシスコで現在βサービスを実施している。実際にiPhoneアプリがどのように機能するかを、同社CEOのMichael Keatingさんが紹介している。

 スマートフォンをセットすると、アプリを介してレンタル契約を結んでいるかどうかがチェックされる。認証されると、スタートボタンが表示され、利用を開始できるという仕組みだ。実際の使い方は、映像の4分30秒あたりから。また6分30秒くらいのところから、「テストドライブ」の模様を視聴できる。スタート時に慣れが必要と思われるが、なかなか楽しそうだ。

Photo スマートフォン対応スクーターのダッシュボード

封蝋で機密を守るUSBドライブ

Photo アナログな手法で機密を守る

 こちらは、昔懐かし封蝋で機密を守る「TopSecret USBドライブ」の話題。かつては手紙が第三者に開封されてようにするための手段として封蝋が用いられたが、このTopSecret USBドライブも同様のコンセプトでUSBの機密を守る。というか、蝋で封印するため、少なくとも誰かがオープンしたかどうかは物理的に明らかになる。

 ドライブにはホワイトとグレーがあり、容量は2ギガバイト、4ギガバイト、8ギガバイトの3種類。価格は34.95ユーロからで、ボルドー・レッドの封蝋は無料。ピンクやグリーンなど他の色は1.50ユーロ増し。刻印は通常ロゴの場合無料、他のアルファベットを使用する場合は4.95ユーロ増し。

100台超のiPadを万引き――テキサスで捜査中

 テキサス北部で5万7000ドル相当のiPadを万引きして回っている女性を、現在警察が追っていることを、WFAA.comが報じている。

 この女性、テキサス北部の36の街で盗みを働いており、狙われたのはウォルマートの28店舗、ターゲットの8店舗。盗まれたiPadは100台を越している。

 どんな手口かといえば――まずショッピングカートを食料雑貨でいっぱいにし、エレクトロニクスコーナーで従業員に「iPadを3台欲しい」と言う。そしてレジで精算してもらいながら、大量の買い物のうち、スキャン済みのiPadのみを自分が持ち込んだバッグの中にさっさとしまう。そして「ちょっとお金を取ってくる」などと言って店外に出てクルマで走り去る、というものだ。

 監視カメラの映像を見ると、実に手慣れている。ある意味、精算システムの盲点を突いた犯罪と言えるため、警察は現在、早期逮捕を目指して鋭意捜査中だという。

iPadチャージャー、こんな使い道も

 Eva Giselleさんという米国の学生が、iPadチャージャーのチャージ以外の使い道を発見したとThe Registerが報じている。“瓶ビールの蓋を開けるのに丁度いい”そうで……(くだらないネタですみません……)。

 GiselleさんがTwitterでつぶやいて、あっと言う間に広まったこのトピック、その後、多くの人が彼女の言い分を検証したそうだ。The Registerのスタッフたちも実験してみて、ほとんどOKだったというが、「フタを開けようとしたらチャージャーに亀裂が入った」という一般ユーザーの声もるため「オススメはしない」とのこと。

ハンガーに「いいね」の数をリアルタイム表示

 Facebook上で特定の衣類を「いいね!」すると、それが集計され、店舗にあるその服のハンガーにリアルタイムで表示される――というサービスがブラジルのC&A店舗で開始されたとThe Vergeが報じている。

 これは「Fashion Like」というイニシアティブで、買い物客がオンラインでの人気度をハンガーでチェックできる、というもの。実際のところ、ハンガーに表示された「いいね!」の数が買い物の役に立つかどうかは分からないが、面白い取り組みではある。映像もあります。

こんな姿勢でiPadを使うと危険

 顔の上に持ち上げるような形で、寝そべってiPadを使用されたことはあるだろうか? このような姿勢がとても危険であることを、M.I.C. Gadgetなどが紹介している。

 台湾の少女が、まさにこのようなポーズでiPadを使用していたところ、デバイスを支えていた方の腕が疲れたのだろう、取り落としてしまった。その結果、タブレットが口を直撃。前歯が若干欠けてしまったという。

 少女の母親は、また同じことが起こった時のため、ゴム製のiPadカバーを購入したそうだ。しかし表面が多少柔らかくなっても、重さと衝撃は変わらない。寝そべって使うなら、うつぶせで使うか、以前ご紹介した無駄にセクシーな(女性が紹介している)iPadホルダー「iGet」を使用した方がよさそうではある。

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