外出先で、近くにあるコンビニやATM、ちょっと休憩できるカフェを探したいと思ったことはないだろうか? こんな時に役に立つのがスマートフォン。今、いる場所を測位し、その位置情報を元に近くにある店やサービスを教えてくれるアプリが続々と登場している。
本企画では、周辺情報の検索に特化したさまざまなアプリをご紹介。王道アプリからマニアックなものまで一挙50本を取り上げるので、お試しあれ。
「地図マピオン+3D」は、日本全国の詳細地図を閲覧できる地図アプリ。開発はMapionで価格は無料。現在地周辺の詳細地図を閲覧できるアプリで、駅、バス停、コンビニ、ホテルなどを地図上に表示することも可能。また、ベビーシートのあるトイレを探せるなど、子どものいる女性にもうれしい機能が用意されている。月額315円のプレミアムサービスに加入すれば、「徒歩・ドライブルート検索」を利用できる。
お店だけでなく会社の連絡先などの検索もできる「iタウンページ」。スマホならではの機能を搭載した「iタウンページ」なら、より手軽に電話番号や住所を調べられる。開発はNTTタウンページで価格は無料。場所を入力し、ジャンルと店舗名を入力するだけで検索できる手軽さはタウンページならでは。「地図から」では現在地を自動で検出することも可能だ。目的のお店や施設が見つかったら、地図やナビを使えるだけでなく、ARを利用して方向を把握することもできるので便利。
最寄りの100円ショップを検索できる「100均マップ」。開発はDigital Advantage Corp.で価格は無料。ダイソーやキャン・ドゥなど全国11チェーン、6500店舗以上をカバーし、Android端末のGPS機能を使って、現在地付近の100円ショップを地図上に表示する。マッピングされるピンが店のロゴマークになっているので、どの100円ショップなのかがひと目で分かる。住所を指定して検索することも可能だ。
現在地周辺のコンビニの場所を探したいときに役立つのが「近くのコンビニ(e-shops ローカル)」。開発はHandsで価格は無料。Android端末のGPS機能で現在地を検出し、付近のコンビニをリストアップしてくれる。「e-shops ローカル」のサイトと連携しており、各コンビニの詳細情報を調べることも可能。コンビニまでの距離が一目瞭然になるのがうれしい。
いまやコンビニのクーポンもスマホでゲットする時代。「LAWSON」アプリでは、現在地周辺の店舗を検索できるほか、アプリ限定で利用できるクーポンも用意されている。開発はLawsonで価格は無料。店舗検索では現在地周辺の店舗を検索できるのはもちろん、「タバコあり」や「薬あり」など詳細な条件を指定して探すことも可能。さらに、ローソン会員に加入した際に貰えるPontaIDでログインすれば、ポイントの残高を確認したり、会員限定のクーポンを入手したりできる。
ファストフード店は世界中にあり、海外旅行中でも“間違いない”ものを食べたいときに駆け込んだことのある人は多いのではないだろうか。また、仕事の合間やランチタイムなどに、知らない土地でファストフード店を探すこともあるだろう。そんなシーンに便利なのが「ファストフード検索」だ。開発はUknowAppsで価格は無料。自分がいるエリアを入力すると、その近辺にあるファストフード店を一覧もしくはマップ上に表示する。地図上のアイコンをタップすると店舗名、電話番号が表示され、そこからスピーディーに電話をかけられる。
サクッと食べて仕事に戻りたい。そんなときに便利な蕎麦屋はビジネスマンの味方。知らない場所では蕎麦屋を探すのもひと苦労だが、「蕎麦道なび」を使えばその心配はなくなる。開発はDB Oneで価格は無料。首都圏の立ち食い蕎麦屋の情報を収録しており、地図上に赤いピンで店の場所が表示される。ピンをタップすると店名と営業時間、定休日が表示され、店舗によっては「詳細情報」からオリジナルの探訪記事を読むことができる。
日本人が総じて好きな食べ物は何かと考えたときに、最初に思い浮かぶのが“ラーメン”だ。街中にラーメン屋があふれるなか、どこに入るかを決めるのに役立つのが「ラーメンバンク」というアプリである。開発はラーメンデータバンクで価格は無料。首都圏を中心に全国2万7000店以上のラーメン店を検索でき、現在地情報をもとにした検索や駅名、住所、店名からの検索が可能。監修は「自称日本一ラーメンを食べた男」こと、ラーメン評論家の大崎裕史氏が担当し、ユーザーによる口コミ情報も確認できる。月額210円の有料会員になれば、「マイリスト」も利用可能だ。
一度食べると病みつきになるというラーメン二郎。ヘビーなラーメン二郎ユーザーのことを“ジロリアン”と呼ぶが、ジロリアンにうってつけのアプリが「ニンニク入れまっぷ!」だ。アプリを起動すると、「二郎直系」「旧二郎」「全二郎系」「メルマガ」のメニューが用意されており、「二郎直系」からはラーメン二郎を、「旧二郎」からはかつてラーメン二郎だった店を探せる。また、「全二郎系」では、前者2つに加え、二郎に近いテイストのラーメンが食べられる店も検索結果に表示される。検索結果では、曜日ごとの営業時間順や、現在地から近い順での検索が行える。
ラーメン同様、カレーを好きな人が多いのは、カレーショップの多さから見ても容易に想像がつく。暑い日にカレーを食べて汗をいっぱいかきたい――そんなときに使いたいのが「カレーマップ」だ。開発はDigital Advantageで価格は無料。全国の9つのカレーチェーン店を網羅し、1399店舗をカバーする本アプリ。現在地情報をもとに、最寄りのカレーショップを検索できる。ピンに各店舗のアイコンが表示されるので、どの店がどこにあるのかがひと目で分かる。営業時間や駐車場の有無も調べられるので、「カレーが食べたい!」と思ったときにすぐ家を飛び出せるだろう。
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