モバイルアプリ市場、2017年には350億ドル規模に――ビジネスモデルに変化も調査リポート

» 2012年11月09日 15時53分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 調査会社のStrategy Analyticsは11月6日、モバイルアプリの市場動向に関する調査リポート「Mobile Apps Revenue Forecast:2008・2017」を発表した。モバイルアプリ市場は今後も順調に成長し、2017年には350億ドル市場になると予想する。ただ、アプリのビジネスモデルについては転機が訪れそうだ。

 調査はスマートフォン向けアプリの市場動向について調べたもので、2017年にはモバイルアプリの売上高は350億ドルに達するとしている。2009年には10億ドル規模だったことから、8年で35倍の成長を遂げることになる。プラットフォームについては、現在主流のiOS(Apple)とAndroid(Google)による独占状態は今後も継続するとみており、2017年のiOSとAndroidを合わせたシェアは75%以上と予想する。

 アプリのビジネスモデルは、現在、アプリで収益を得る方法として主流となっている有料ダウンロードやアプリ内課金から広告モデルへの移行が進むとみる。2009年に7割を占めた有料ダウンロードは2014年にピークを迎え、2017年には売上げの36%まで縮小すると予想。代わって広告の導入が進み、2013年以降は広告が大きな収益源になると予測している。その背景には、アプリ内広告への投資、ターゲティング技術の改善などがあり、広告モデルに依存する開発者が増加するという。このほかの収益源として、バーチャルグッズの販売、サブスクリプションモデルなどが増加すると予想している。

 同社のジョッシュ・マーティン(Josh Martin)氏は、「(プラットフォームベンダーによる)開発者を巡る戦いは今後も継続し、開発者の獲得にあたって売上げ支援が重要になる」と述べている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月07日 更新
  1. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  2. UQ mobile「コミコミプランバリュー」にクレカ割を導入したワケ 背景にahamoとY!mobileの“板挟み”も (2026年07月04日)
  3. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【7月5日最新版】 最大1万ポイント還元や新幹線35%オフなど (2026年07月05日)
  4. 「納品できない」──ギガファイル便で障害 運営元「ドメイン変えます」と暫定措置 (2026年07月06日)
  5. アップルがMacBook、iPadなどをついに値上げ――値上げを見送ったiPhoneのXデーはいつなのか (2026年07月05日)
  6. エディオンら、携帯契約時に義務違反 総務省が発表 NTTドコモにも行政指導 (2026年07月03日)
  7. 転売屋によるスマホ回線の「短期解約」「ホッピング」 総務省の検討する対策は十分なのか? 店員からの意見 (2026年07月03日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【7月4日最新版】 ポイント20%還元や30倍増額など盛りだくさん (2026年07月04日)
  10. mineoのオプテージが「携帯電話番号」の割り当てを受ける 「音声フルMVNO実現」に向けて大きな一歩 (2026年07月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー