私用ケータイの業務利用、9割近くが「自腹」、モチベーションに影響も:調査リポート

» 2013年02月04日 16時07分 公開
[ITmedia]
Photo

 私用の携帯電話を業務で使っている人の9割近くが、料金を自分で負担している――。アイシェアの調査で、こんな調査結果が明らかになった。

 この調査は、20代から40代の男性会社員1000人を対象に行ったもの。会社から携帯電話を貸与されず、私用の携帯電話を業務に使っている人のうち、88.6%が自腹で料金を支払っていると回答した。自腹を切っている人のうち、64.6%が経費で精算できないとし、清算制度があっても自腹で支払っている人も24%にのぼった。

 利用金額の平均は3090円で、業務で利用した携帯料金の支払いを1カ月にどの程度まで自腹で許容できるかを聞いたところ、平均で2299円となった。許容額を超えた場合は、53.5%が「業務上の携帯利用を差し控える」と回答している。

 なお、全回答者の47.2%が、「業務で利用した携帯料金を自腹で支払っていると仕事のモチベーションが下がる」と回答。45.1%が「電話代が自腹になることを気にして、通話を躊躇したり、控えたりすることがある」と回答するなど、自腹負担は従業員のモチベーションを低下させるだけでなく、業務に支障をきたしかねないことも分かった。

個人の電話番号を取引先に知られることが心理的負担に

 私用携帯の業務利用により、取引先などにプライベートの電話番号が通知されてしまうこともあるが、それに心理的負担を感じるという回答は46.6%に達した。取引先に番号を知られることで問題が発生したという回答は21.9%にのぼり、具体的には「休日でも取引先から連絡がある」「24時間対応だと勘違いしている」などの回答があったという。

 業務用途の携帯電話については、全体の44.9%が「会社貸与の携帯を使用している」と回答している。貸与された端末については49%が「不満」と答えており、その理由は「機種が古い」(57.7%)が最も多かった。

 なお、私用端末を業務用途で活用する「BYOD」(Bring Your Own Device)の認知率は22.9%にとどまっている。


 調査は1月9日から16日にかけて、20代〜40代の男性会社員1000人を対象に実施。年代比は20代、30代、40代それぞれ33.3%。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月23日 更新
  1. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  2. スマホに「microSDスロット」はまだ必要? 自分に合ったデータの保存方法を考えよう (2026年10月18日)
  3. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  4. ドコモ純正「スマートウォッチ02」 睡眠データを分析可能、2000項目以上の試験をクリア (2026年10月22日)
  5. スマホの「充電80%止めで長持ち」「挿しっぱなし充電NG」は本当? 実験で見えた意外な結果 (2026年10月18日)
  6. ドコモが一部サイトで緊急メンテナンス、現在は完了 不正アクセスは確認されず (2026年10月22日)
  7. 「teppay」導入記念、ビックカメラSuicaカード連携で最大35%還元 カード入会で1万1000円相当付与も (2026年10月21日)
  8. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  9. Suicaとどう違う? 新コード決済「teppay」の使い方から加盟店まで、まとめて解説 (2026年10月20日)
  10. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー