米Square、スーパーボウル開催地の取引額が80万ドルに

» 2013年02月07日 20時57分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 2月3日に開催された米国最大のスポーツイベント、スーパーボウル。毎年、開催地に大きな経済効果をもたらすといわれているが、今年はモバイル端末を利用した決済も多かったようだ。

 モバイル決済ベンチャーのSquareによると、開催地ニューオーリンズ州ルイジアナのスタジアム付近で、当日の2月3日を含む週末に合計で80万ドル分の取引があったという。ちなみにニューオーリンズ地区のSquare加盟ショップは1000以上とのことだ。

 Mashableらが入手したSquareのヒートマップ(利用状況を表示した地図)によると、2月3日の週末(2月1日〜3日)にSquareの決済サービスを利用した取引高は合計で約80万ドルだった。前の週の週末(1月25日〜27日)は約50万ドルだったという。

 Squareは、スマートフォンやタブレット端末にクレジットカード読み取り機を装着することでクレジット決済を可能にするモバイル決済サービスを小売店向けに提供している。2012年にはStarbucksと提携し、店頭で名乗るだけで決済できる消費者向けアプリ「Pay with Square」の提供を開始した。Squareの手数料は取引金額の2.75%となっているが、月額275ドルの固定料金も提供している。

 スーパーボウルの会場となったMercedes-Benz Superdome(メルセデス・ベンツ・スーパードーム)は7万人以上を収容できるキャパシティを持つ。PricewaterhouseCoopersは事前に、今年のスーパーボールはニューオーリンズに約1億8500万ドルの経済効果をもたらすと予想していた。

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