素子から灯具までそろえたサンケン電気、超高演色LEDランプを展示LED Next Stage 2014 開催直前情報

「LED Next Stage 2014」におけるサンケン電気のテーマは、顧客へ心地よい光環境を提供できる照明システムの提案力と実現力だ。この思想を自社の設計力と生産能力で具体化する。部材から最終製品まで、総合的に開発・生産することで、高性能化・高機能化を実現。展示会では、超高演色LEDランプなどを展示する。

» 2014年03月03日 19時50分 公開
[スマートジャパン]

 2014年3月4〜7日の4日間、「LED Next Stage 2014」が開催される。LEDや有機ELの最新照明製品や利用・活用事例、照明演出提案、照明関連デバイスなどがテーマだ。

 展示会の開催に先立ち、スマートジャパンでは、特設ページを設け、編集部が選んだ注目企業の見どころ情報や新製品情報などを掲載する。今回は、LED照明向けのICや素子、設計、製品化までを手掛けるサンケン電気の事業や出展内容を紹介する。

高効率化・高機能化に必要なものとは

 LED照明はまだまだ完成形に達していないというのがサンケン電気の主張だ。LED照明にはまだまだ必要な性能、機能が備わっていない。例えば、高色再現や調光調色機能、大光量、低電力、高効率、低ノイズなどが開発課題として残っている。

 どうすればLEDの高効率化・高機能化を実現できるのだろうか。照明器具(灯具)の改善は必要だ。だが、それだけでは不足している。発光部のLED素子や、LED素子を駆動するドライバICの改善はもちろん、部品を組み合わせたモジュールや電源の性能向上が欠かせない。

 同社は、半導体デバイスメーカーでもあり、LED素子やIC、電源などの基盤技術を強みとしている。部材から最終製品まで、総合的に開発・生産することで、高性能化・高機能化を実現するとした。LED照明に対して垂直統合で取り組んでいるため、照明システムの提案や実現はもちろん、総合的な技術サポートにも強みがあるという。

 LED Next Stage 2014では、電源一体型40形2灯タイプの製品などを展示する(図1)。8つのゾーンに分け、ICなどのデバイスから、ランプ、設置場所に応じたソリューションまでを見せる。例えば超高演色LEDランプや、発電機能を備えたハイブリッドシステムLED街路灯だ。

図1 電源一体型40形2灯タイプのLEDスリムベースライト 出典:サンケン電気

LED Next Stage 2014

会期 2014年3月4日(火)〜7日(金)
時間 10:00〜17:00(最終日は16:30)
会場 東京ビッグサイト、西ホール
サンケン電気 ブースNo.:LD-2003


LED Next Stage 2014

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