LED Next Stage

TopStory

LED照明:

LED電球の効率をより高く、より明るくするにはどうすればよいだろうか。フラウンホーファー研究所の解決策は、「内蔵電源」を改良するというものだ。一見遠回りに見えるものの、効果ははっきりしている。電球の明るさを2倍にできるのだ。

(2014年3月18日)
LED照明:

コニカミノルタが白色有機ELパネルの発光効率を急速に高めている。2014年3月に発表した開発品の効率は131ルーメン/ワット。これは2013年10月に公開したパネルと比較して27%も向上しており、世界最高記録を主張する。調光機能や極薄パネルなど効率改善以外の開発も続けており、いずれも試作品のデモを公開する予定だ。

(2014年3月6日)
LED Next Stage 2014 開催直前情報:

「LED Next Stage 2014」におけるサンケン電気のテーマは、顧客へ心地よい光環境を提供できる照明システムの提案力と実現力だ。この思想を自社の設計力と生産能力で具体化する。部材から最終製品まで、総合的に開発・生産することで、高性能化・高機能化を実現。展示会では、超高演色LEDランプなどを展示する。

(2014年3月3日)
スマートシティ:

京都府が再生可能エネルギーを活用したLED街灯の実証実験を府庁の構内で開始した。小型の風力発電機と太陽光パネルを備えて自立運転が可能で、蓄電池に貯めた電力を使って日没後に点灯する。今後3年間の実証実験で性能を評価しながら、府内の市町村にも広めていく方針だ。

(2014年2月20日)

LED照明ニュース

LED照明:

発光効率が190lm/Wと高い直管形LEDが登場した。13Wの消費電力で40Wの蛍光灯とほぼ同じ明るさになる。消費電力が少ないため、利用条件によっては投資回収期間が2年以内になるという。

(2014年2月18日)
LED照明:

イトーヨーカ堂が直管形LED照明に求めた要求は電源が外付けであることと、調光対応だった。OPTILEDは要求に応える製品を開発し、4万本の納入につながった。

(2013年12月19日)
LED照明:

シャープは3種類のLED照明を近畿日本鉄道の超高層ビル「あべのハルカス」に納入したと発表した。オフィスゾーンに設置する約1万台である。50%の省エネを実現するにもかかわらず、調光・調色機能を備える。

(2013年10月24日)
LED照明:

多数の防犯灯を2014年2月末までにLED化する事業を埼玉県東松山市が進める。LED化の目的は何だろうか。明るさ、コスト、寿命、どれだろうか。

(2013年10月2日)
LED照明:

フィリップスのLED電球はソフトウェア制御を受け付ける。iPhoneのアプリケーションを使って、自在に遠隔制御できるということだ。SNSや位置情報などと照明を組み合わせた新しい使い方が立ち上がる。

(2013年9月26日)
LED照明:

絵画はただ明るく照らせばよいというものではない。もともとの色味や濃淡などがはっきり分かり、かつ自然に見えなければならないからだ。人工照明であるLEDを使うと、絵の傷みを防ぐことはできるが、不自然にならないだろうか。

(2013年6月7日)
LED照明:

面自体が発光し、やわらかな光を特徴とする有機EL照明。LED照明とは異なる用途を切り開く可能性がある。フィリップス エレクトロニクス ジャパンは国内の有機EL照明市場に参入し、2014年2月には照明メーカー向けに製品の販売を開始する。

(2014年1月16日)
スマートシティ:

京都府が再生可能エネルギーを活用したLED街灯の実証実験を府庁の構内で開始した。小型の風力発電機と太陽光パネルを備えて自立運転が可能で、蓄電池に貯めた電力を使って日没後に点灯する。今後3年間の実証実験で性能を評価しながら、府内の市町村にも広めていく方針だ。

(2014年2月20日)
LED照明:

フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、LED照明が十分普及していない未開拓市場を狙う。中小企業や工場、倉庫などだ。この市場で求められることは何か。同社は初期導入コストと投資回収期間、光の品質の3つが重要だとした。これをかなえるのが2013年9月に発売した新製品「Essential LEDtube」である。価格は1本3000〜3500円だ。

(2013年9月9日)
LED照明:

阪急電鉄は京都市内の2つの駅とトンネルの内部にある照明や電照看板をLEDに切り替えて、電力使用量とCO2排出量を54%削減した。LED照明・電照看板の本数は合計4261本にのぼる。地下空間の雰囲気を演出するために、色温度の異なる4種類のLED照明を使い分けた。

(2013年5月24日)
注目製品/LED照明:

日立アプライアンス、2013年7月19日発売

(2013年7月23日)
LED照明:

オフィスや工場、家庭の消費電力引き下げに役立つLED照明。ただし、LED化が難しい分野はまだまだ残っている。例えば漁業に用いる集魚灯だ。大出力が必要なため、これまでは冷却が間に合わず、従来の電球を置き換えることができなかった。

(2013年5月14日)
注目製品/LED照明:

パナソニック、2013年12月1日発売

(2013年11月7日)
LED照明:

首都圏で運行する小田急電鉄が鉄道の車両では初めて、明るさを変えられる「調光」が可能なLED照明を採用する。新型の車両に搭載して3月4日から運転を開始する予定で、従来の蛍光灯と比べて消費電力を50〜76%も削減できる見込みだ。

(2013年2月22日)
スマートショップ:

店舗の位置やブランドを道行く人々に示す外看板。明るく点灯時間が長いため、消費電力もかさむ。モスフードサービスは外看板にLED照明を導入し、消費電力を70%低減しつつ、2〜4%の売上増効果を実証できた。

(2013年6月10日)
スマートショップ:

「丸亀製麺」などのブランドで全国800か所に飲食店を展開するトリドールが、電機メーカー2社の協力を得てオリジナルのLED照明を開発した。2014年5月をメドに全店舗に導入する。消費電力の大幅な低下により、年間の電気料金が2億円も安くなる見込みだ。

(2013年6月3日)

解説記事

“数字”で選ぶLED照明(1):

オフィスにおいても住宅においても照明機器はかなりの電力を消費する。節電のためにLED照明を導入する例は多い。しかし製品を選ぶときに、消費電力だけを見て単純に決めていないだろうか? この連載では、カタログからは直接見えない数字を導き出し、本当に優れた製品を選ぶ方法を解説する。

(2013年2月18日)
“数字”で選ぶLED照明(2):

連載の第2回はカタログから得られる「定格光束」の値と製品の価格から、LED照明のコストパフォーマンスを評価する方法を解説する。

(2013年2月26日)
“数字”で選ぶLED照明(3):

LED照明を選ぶ際に意外に見落としてしまうチェックポイントが「演色性」と「色温度」である。利用者にとって重要なLED照明の色について解説する。

(2013年3月15日)
節電しながら快適かつ創造力を発揮できる照明環境(1):

節電のために天井照明を間引いたり、LED照明に入れ替えたりという策を打っているオフィスは多い。しかし単純な対策では、節電はできてもオフィスがあまり快適とはいえない空間になってしまうこともある。この連載では節電を達成しながら、快適で人間が創造力を発揮できる照明空間を作る方法を解説していく。

(2012年11月8日)
節電しながら快適かつ創造力を発揮できる照明環境(2):

前回は節電だけを狙ってタスク&アンビエント照明を取り入れている例が多いが、うまく計画すれば節電だけでなく、人間が快適に過ごせる空間作りにも役立つことを解説した。今回はタスク&アンビエント照明の手法で照明器具の配置を設計する際に、絶対に意識しなければならないポイントを挙げ、解説していく。

(2012年11月22日)
節電しながら快適かつ創造力を発揮できる照明環境(3):

前回までタスク&アンビエント照明の上手な使い方について解説してきた。今回は話題を変えて、仕事の目的や中身に合わせて照明の光色と強さを変えることによる効果について紹介したい。まだ実験中の部分もあるが、実際にやってみると、予想以上に仕事がはかどると実感できるものだ。

(2012年12月17日)
節電しながら快適かつ創造力を発揮できる照明環境(4):

前回は照明の色と強さによって、照明環境を「パキパキ」「イキイキ」「ユッタリ」「ニュートラル」の4種類に分類した。最終回では、仕事内容に応じて4種類の照明環境を使い分ける実例を紹介する。最後に、照明環境を変えても安全を確保できるように注意してほしいことを解説する。

(2012年12月25日)
法制度・規制:

現在の直管形LEDは方式が一本化されていないものの、規格化は徐々に進んでいる。今回JIS規格となったのは、業界団体の規格だったJEL801だ。従来の蛍光灯とは異なる金具を用いる方式である。ただし、海外ではJEL801とは異なる規格が策定中であり、日本の方式が広く受け入れられるかどうかは未知数だ。

(2013年5月7日)
ウイークエンドQuiz:

電力を光に変える効率が高い「LED照明」。既に白熱電球の効率を大きく上回り、蛍光灯と同等以上に高まっている。それでは将来、蛍光灯の何倍程度まで効率が上がる可能性があるのだろうか。100lm/W(ルーメン/W)という標準的な蛍光灯の何倍になるのかを答えて欲しい。

(2013年6月28日)