「ドローンアイ」で検出できる異常は、セルクラックや汚れなどによるセルの異常、ガラス割れなどのモジュールの異常、インターコネクタ切断やはんだ不良などのクラスタ異常、コネクタ損傷などのストリングの異常の4種類である(図3)。
エナジー・ソリューションズではドローンアイFCパートナー制度を設立し、ドローンアイスタートアップキットの提供を行う。ドローンアイFCパートナー制度は、「ドローンアイ」サービスをソーラーO&M事業者が行えるというもの。モジュールIR検査に必要なドローン機器、ソフトウェア、研修などをセットにしたスタートアップキットを購入することで、検査事業をすぐに立ち上げられるという利点がある。
エナジー・ソリューションズによる「ドローンアイ」の提供価格はオープンプライスで、3年後に年間10GW(ギガワット)のソーラーモジュールIR検査を50社のドローンアイFCパートナーとともに実施することを目標としている。
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