CFPの表示に際しては、図5のように可能な限り、算定の単位(機能単位/宣言単位)やライフサイクルステージ、CFP算定報告書へのアクセス、必要に応じて説明文を、CFPの数値に隣接させるかたちで表示することを原則とする。ただし製品そのものが小さく、表示可能な部分が狭い場合などは、別の場所に示してもよいとする。
なお可能な限り、CFPの単位をkg-CO2eとして表示することを原則とする。(kgのほか、gやtも同様)
CFP表示は、CFP算定の結果やプロセスを正確に反映し、誤解を招かないものである必要がある。表示するCFPは製品・サービス全体(例えば、本体・包装・使用時の追加材料等全て)か、製品・サービスの一部のみ(ある部品等)か、その対象を明確にする。
またCFPの表示に際しては、実際に把握ができている情報を踏まえた表現として、算定・表示の前提を記載する。表1は、CFP表現のOK/NG例である。なお、原材料や製造技術等、CFP算定の結果に影響を与える変更が生じた場合は、あらためて算定し、CFP表示の更新を行う。
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