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» 2009年05月27日 12時00分 公開

“もう挫折しない”健康管理:だからあなたは運動しなくなる――スポーツジムを選ぶ5つのポイント

「スポーツジムに入会したはいいけれど、数回通っただけで行かなくなってしまった」あるいは、「入会したい気持ちはあるけれど、続けられる自信がない」――今回はそんなビジネスパーソン向けに、「スポーツジムを選ぶ際のチェックポイント」についてお話します。

[シックス・アパート 中山順司,Business Media 誠]

 30代のビジネスパーソンで、身体に衰えを感じる人は87%もいるという記事を読みました。記事によると、衰えへの対策としては「何もしていない」がトップで、次いで「貼り薬・塗り薬」「マッサージ・整体」「栄養ドリンク」です。でも、どうせなら後ろ向きの対策より、「体力作り・トレーニング」で前向きな対策を提案したいです。

 この記事を読んでいる人の中には、「スポーツジムに入会したはいいけれど、数回通っただけで行かなくなってしまった」あるいは、「入会したい気持ちはあるけれど、続けられる自信がない」という人も多くいるのではないでしょうか。そこで今回は、ビジネスパーソン向けに「スポーツジムを選ぶ際のチェックポイント」をお話します。


1.高くても通いやすいジムを

 まず、通いやすい場所であることが最優先条件です。遠ければ遠いほど、行き来だけですら、おっくうに感じるものです。少々会費が高くても、近場を選んでおく方が長続きします。

2.職場から直接行くか、いったん帰宅するか

 職場から直接ジムに通う場合、通勤時に荷物(シューズや着替え、タオルなど)を持ち歩くことになります。「持ち運びが苦にならない」「職場近くにしかジムがない」場合は、職場近くのジムに通うのも手です。また、金額の上乗せになりますが、ウェア、シューズ、タオル一式をレンタルし、手ぶらで行くという方法もあります。このあたりは好みで決めていいと思います。

3.終了時刻は遅いほうがベター

 ロケーションがクリアできたら、次に「タイムスケジュール」の確認です。いくらアクセスがよくても、終了時間を気にしながらあわただしく使いたくはありません。遅くまで開いていれば、残業後に駆けつけることも可能です。

 ただし、Webサイトやチラシに書かれている終了時刻は「建物からの退出時刻」の場合もあるのでご注意を。知っておくべき時刻は「マシン(シャワーではない)を使えるぎりぎりの時刻」です。建物退出時刻の30分前までが目安になるでしょうが、その30分の差はバカになりません。念のため確認しておきましょう。

4.設備の新旧は無視でよし

 スポーツジムのチラシを見ると、やたらと設備の新しさを売りにしているところが多いです。しかし、マシンが新しければ早く痩せられるとか、楽して筋肉隆々になれるわけではありません。何を使おうと、結局は自分の努力しだいです。エントランスの豪華さ、サウナの有無、ロッカールームの広さなども、通い始めたらどうでもよくなるので重要度は低いです。

 むしろ要チェックなのは、「ジムフロアの面積」と「マシンの数」です。ストレッチスペースが確保されているか、隣の人と距離は十分あるか、マシンが少ないために待ち時間が発生していないかを見学時にチェックしておきましょう。狭い場所にマシンを詰め込んで、人とすれ違うのもひと苦労なジムは、使いにくいだけでなく、危険なのでおすすめしません。

5.あえて価格が高めのコースを選ぶ

 最後に、「ジム通いが長続きするコース選びのコツ」をひとつ。夜間のみのコースか、昼間の時間帯も含むコースにするかは、自分のワークスタイルに相談するだけなので迷うことはないでしょう。迷うポイントは、「週末/祝祭日を含めるべきかどうか」です。

 たいていの人は、

「週末や祝祭日に行くかどうかは、通ってみないと分からない。とりあえず平日だけにしておき、習慣化したら週末/祝祭日込みのコースにグレードアップしよう」

 と平日のみのコースを選ぶことが多いです。しかし、私は迷ったらあえて上位コースを選べと言います。理由は3つ。

 上位コースに変更することは、すなわち月会費を積む行為となり、それ自体が心理的なハードルになります。最初に安い方を選ぶと、高い方へ動かしたくなくなるのです。

 そして、上位コースを選ぶと「元を取らねば」の意識が働き、予定よりも積極的に利用する状況が生まれます。するとそれだけ利用頻度も上がり、ひいては短期間で習慣になるという喜ばしい結果につながります。

 さらに「「曜日ベース」で立てたスケジュールがうまくいかない理由」の記事でも書きましたが、週末/祝祭日をバッファとして設けておくと、平日消化しきれなかった分を割り当てることができます。余裕を持たせておくことで、目標設定した運動量をクリアしやすくできます。

 また、ジムは銭湯代わりとして使うこともできます。私は週末をサッカーやフットサルに当てているのでジムには行かないのですが、バイクマシンでクールダウン→ストレッチ→入浴のためだけに利用させてもらうこともあります。冷暖房が完備された中で体をほぐし、広いジャグジーで手足を伸ばした方が、体を癒せますからね。ジムによっては熱いジャグジーがなかったりする場合もあるので、気になる人はその点もチェックです。


 実際に入会するジムを探すには、全国のフィットネスクラブを検索できるWebサイト「フィットネスオンライン」を利用するのもおすすめです。また、会社によっては、福利厚生の一環としてジムなどの施設の利用料が安くなったりすることもあるようですね。いろいろと情報収集して、「ここなら続きそう!」というジムを見つけてください。

 これまでに紹介してきた「体重測定を習慣化するコツ」「サボらないジョギングコースの作り方」「スキマ時間エクササイズの落とし穴」などの内容も合わせて、ぜひ運動習慣作りに役立てていただければ幸いです。

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