doskey――履歴保存、コマンドマクロ機能スーパーユーザーのためのWindowsコマンド再入門

GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はコマンドのエイリアスであるdoskeyだ。

» 2008年12月01日 08時00分 公開
[嶋川裕馬,ITmedia]

doskey――履歴保存、コマンドマクロ機能

UNIX/Linuxでは「(alias、history)」

 もともとMS-DOSのコマンドラインは貧弱で、コマンド履歴やファイル名の補完といった機能が備わっておらず、DOSKEYコマンドによって操作性を向上させていた。Windows 2000以降はコマンドプロンプトの機能拡張により、DOSKEYの多くの機能は標準装備となっているが、いまでもコマンドラインのマクロ登録などで活用できる。

オプション 使用例 詳細
/LISTSIZE doskey /listsize=100 コマンド履歴の保存数を設定する。使用例では100に設定している
/H doeksy /h コマンド履歴を一覧表示する
(マクロ名)=(コマンド名) doskey e=exit コマンドマクロを登録する。使用例では、「e」(Enter)と入力すると「exit」(Enter)と入力したときと同様の処理をする
/M doeksy /m 登録されたマクロを一覧表示する

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