GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はレジストリ操作のコマンドであるregだ。
regはコマンドラインから、レジストリを編集するコマンドだ。サブコマンドを使い、レジストリ情報の表示、追加、削除、比較、インポート、エクスポートなどが行える。当然ながら、レジストリの変更は危険が伴うので十分な注意が必要だ。
サブコマンド | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
QUERY | reg query HKLM\system\currentcontrolset | レジストリの内容を表示 |
ADD | reg add HKCU\system\test | 新サブキーもしくは、エントリを追加 |
DELETE | reg delete HKCU\system\test | 指定したサブキーもしくはエントリを削除 |
XPORT | reg export HKLM\system\currentcontrolset\control\keyboard layout kbl.reg | 指定したサブキーをエクスポートする。使用例では、HKLM\system\currentcontrolset\control\keyboardをkbl.regに書き出している |
IMPORT | reg import kbl.reg | EXPORTサブコマンドなどでエクスポートされたレジストリ情報を読み込む。使用例では、kbl.regファイルに書かれた情報をレジストリに登録している |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.